1955年に「秋の鞍競走」として創設。第10回となる64年に「東京大賞典」に変更。距離は61年まで2600m、88年まで3000m、97年まで2800m、98年から2000mとなっている。開催時期も東京大賞典となったタイミングで12月へ。99年の第45回から12月29日に固定されている。年内最後のGⅠということもありJRA所属の参戦が多い。主な優勝馬には有馬記念などJRAGⅠも制した「イナリワン」、2度の最優秀ダートホースに選出された「カネヒキリ」、13年と14年に連覇の「ホッコータルマエ」、GⅠ・JpnⅠ最多の11勝をあげた「コパノリッキー」などそうそうたる顔ぶれ。

大井競馬場紹介

所在地は東京都品川区。東京シティ競馬「TCK」の愛称で「トゥインクルレース」を施行。コースは右回りで1周1600mの外コース、1400mの内コースがある。GⅠ「東京大賞典」のほかダートグレード競走として「帝王賞」「ジャパンダートダービー」(ともにJpnⅠ)「東京盃」「レディスプレリュード」(ともにJpnⅡ)「東京スプリント」「TCK女王盃」(ともにJpnⅢ)を開催している。

（日刊スポーツ編集部）