注目馬情報

オメガパフューム

牡5 JRA 安田翔伍厩舎

父:スウェプトオーヴァーボード
母:オメガフレグランス
母の父:ゴールドアリュール

通算18戦8勝、重賞5勝の5歳牡馬。ダート中距離路線で中心の一角を形成してきた。一昨年、昨年と東京大賞典連覇。今年は同一GⅠ3連覇がかかる。大井2000mのGⅠは、昨年の帝王賞勝ちもあり【3300】。崩れることなく実績を積んできた舞台だ。今年は5月の平安S(GⅢ)に勝利後、6月の帝王賞、11月のJBCクラシックと連続2着。ともに1つ年下のクリソベリルが立ちはだかったが、連対確保で地力の高さは示している。今回のメンバーでは実績が一枚抜けた存在。主役としてライバルの挑戦を受ける。

ダノンファラオ

牡3 JRA 矢作芳人厩舎

父:American Pharoah
母:クリスプ
母の父:El Corredor

通算11戦4勝、重賞2勝の3歳牡馬。今年のジャパンダートダービー(JpnⅠ)覇者。初の重賞タイトルを獲得するとともに、3歳ダート王に輝いた。当時は6番人気と伏兵の域を出なかったが、2番手で運ぶ正攻法に出て、最後は逃げ粘るダイメイコリーダを退けた。その後は日本テレビ盃7着、JBCクラシック5着と経験を積み、前走の浦和記念で重賞2勝目。4角先頭の競馬から踏ん張り、最後はゴール前の大接戦を鼻差で制した。年長馬相手に勝ちきったのは大きな収穫。勢いに乗って暮れの大一番に挑む。

モジアナフレイバー

牡5 大井 福永敏厩舎

父:バトルプラン
母:ナスケンアイリス
母の父:フレンチデピュティ

通算19戦9勝、重賞2勝の5歳牡馬。地方競馬を代表するまでに成長した大井の生え抜き。昨年は上位争いに食らいついて3着と大健闘の走りだった。今年初戦ではGⅠのフェブラリーSに挑戦して6着。その後は予定していたドバイ中止の不運もあったが、さらなる経験を積んだ1年だった。秋は船橋のオープンで始動戦を飾り、続くJpnⅠ南部杯がレコード決着の3着。あらためて中央勢にも引けを取らない力を示した。前走のSⅡ勝島王冠は3連覇を逃して3着。地元の大一番で巻き返しへ、注目が集まる。

ミューチャリー

牡4 船橋 矢野義幸厩舎

父:パイロ
母:ゴッドビラブドミー
母の父:ブライアンズタイム

通算15戦6勝、重賞2勝の4歳牡馬。南関東4歳世代の中心ともいえる存在。デビューから類いまれなポテンシャルを発揮し、2歳時はSⅡ鎌倉記念を6馬身差で圧勝した。3歳時はクラシック戦線を引っ張り、1冠目の羽田盃を制覇。別次元の脚を繰り出し、5馬身突き抜けたシーンは記憶に新しい。JpnⅠでもジャパンDD3着、川崎記念4着など存在感を示す走り。前走のJBCクラシックも上位3頭が強かった中、4着で続いたのが同馬だった。引き続き同舞台で中央勢に一矢報いるか。地方屈指の末脚に注目だ。

デルマルーヴル

牡4 JRA 戸田博文厩舎

父:パイロ
母:カリビアンロマンス
母の父:コマンズ

通算18戦4勝、重賞2勝の4歳牡馬。園田の兵庫ジュニアグランプリを制し、川崎の国際GⅠ全日本2歳優駿で2着となり翌年にUAEダービーに出走。帰国後はジャパンダートダービーを始め、地方競馬の重賞を中心にキャリアを重ねている。今年のJBCクラシックは6着。東京大賞典は初出走となるが、上位馬にも真っ向勝負を挑む。

カジノフォンテン

牡4 船橋 山下貴之厩舎

父:カジノドライヴ
母:ジーナフォンテン
母の父:ベストタイアップ

通算17戦9勝、重賞2勝の4歳牡馬。東京大賞典トライアルの勝島王冠を勝利して初の大舞台に駒を進めた。9戦目から鞍上は張田昂が務め7勝をマーク。息のあったパートナーで栄冠を目指す。

ウェスタールンド

セ8 JRA 佐々木晶三厩舎

父:ネオユニヴァース
母:ユーアンミー
母の父:Marquetry

通算32戦6勝の8歳騙馬。重賞は今年のアンタレスSで初勝利をあげている。デビューから20戦は芝を走っていたが6歳から心機一転ダート転向。チャンピオンズCに18、19年に出走するなど重賞は10走し【1423】と連対率5割。ベテランの意地を見せる。

ノンコノユメ

セ8 大井 荒山勝徳厩舎

父:トワイニング
母:ノンコ
母の父:アグネスタキオン

通算38戦9勝、重賞6勝の8歳騸馬。15年のジャパンダートダービー、17年のフェブラリーSとGⅠ2勝の実力馬。中央から移籍後、大井を代表する馬として中央でも存在感を見せ続けている。今年は勝利はないが、前走大井の勝島王冠では2着に入り上昇気配が漂う。東京大賞典は16年、19年と出走し4着、2着。ほしいのは1着だけだ。

ワークアンドラブ

牡5 大井 荒山勝徳厩舎

父:シニスターミニスター
母:ハナライ
母の父:Medaglia d'Oro

通算33戦8勝、重賞2勝の5歳牡馬。地方転籍後は大井で11走しキャリアの半分にあたる4勝をあげている。東京大賞典は18年に経験済み。そのときは11番人気7着と洗礼を浴びたが、笹川翼とのコンビで見せ場を作る。

(日刊スポーツ編集部)

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注記

当ページは、12月24日発表の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。