注目馬情報 Attention

シャマル

牡8 JRA 松下武士厩舎 通算30戦13勝

父:スマートファルコン
母:ネイティヴコード
母の父:アグネスデジタル

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ここまでダートグレード9勝、うちJpnI・3勝と今回のメンバー中で圧倒的な実績を誇り、昨年もかしわ記念とさきたま杯を連勝するなど年を重ねても一線級での活躍を続けている。距離は1200~1600mあたりが守備範囲で、前走はやや距離も長かった印象。全国を渡り歩いた父と同様に本馬も7つの競馬場で勝利を挙げており、コースを問わないところが強みだが、こと当競走に関しては過去2年ともに4着と結果が出ていない。今回はやや間隔が開いており、唯一の60kgを背負うことになる。同型も散見されるだけに、自分の競馬に持ち込めるかどうかはポイントになりそうだ。脚抜きのいい馬場は大の得意。雨が降るようなら大幅なプラスを見込める。

(競馬ブック・森田昌樹)

ジャスパーロブスト

セン5 JRA 森秀行厩舎 通算12戦6勝

父:Khozan
母:Prize Informant
母の父:Marciano

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当初は前進気勢の強さに体がついてこず、コーナリングもぎこちなかったほど。馬体の成長に伴ってその点は解消したが、馬場入りを嫌がったりする難しさは今も残っている。そのため坂路では調整できず、普段からプールとコースを併用。いろいろと工夫を重ねながら調整されているが、そのなかで白山大賞典は良発表ながらレコードにコンマ5秒差という圧巻V。序盤からハイラップを刻んでも、あくまで気分良く走らせた結果で、後続はついてこられなかっただけに、1500mにも対応可能なスピードは備えているはず。脚元の不安でひと息入ったが、今回の帰厩後はゴネたりしない方の角馬場で、距離を乗って体を絞るべく調整。当日の仕上がり状態が注目される。

(競馬ブック・橋本篤史)

ダノンフィーゴ

牡4 JRA 友道康夫厩舎 通算10戦5勝

父:Into Mischief
母:オリーズキャンディ
母の父:Candy Ride

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デビュー戦は好時計の2着惜敗だが、勝ち馬がのちに全日本2歳優駿を制したミリアッドラヴ。この時点で既に重賞でやれる力があることを証明している。2戦目を6馬身差圧勝で飾り、足踏みはしたが、その後、1、2勝クラスを連勝。2勝クラスの勝ち時計は優にオープン級のもの。昇級戦3着を挟んで3勝クラス、オープン特別も連勝した。正攻法の競馬から差しに転じて勝利したコールドムーンSは圧巻だった。根岸Sは勝ち馬からコンマ2秒差と見せ場たっぷりで重賞にメドの立つ内容だった。今回の鍵は小回り、地方のダートだが、バリバリの米国血統でむしろ合うかも。あと、調整の方は間隔は詰まるが疲れなく、馬体が充実して好気配。首位候補。

(競馬ブック・信根隆二)

マテンロウコマンド

牡4 JRA 長谷川浩大厩舎 通算12戦4勝

父:ドレフォン
母:ダイアナヘイロー
母の父:キングヘイロー

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芝のデビュー戦は10着と凡走したが、2戦目でダートに替えてからは一戦毎に地力を強化し、4戦目で未勝利を突破すると平場1勝クラス、昇竜S、兵庫チャンピオンシップと破竹の4連勝。その後、北海道スプリントC、グリーンチャンネルC、兵庫ゴールドTで2着と力を見せている。自在にレースを運べるうえ、馬場の良否を問わないのも強み。前走の根岸Sは2番手すんなりから失速。1500mへの延長はどうかでも、広い東京から小回りコースに替わるのはプラス。12日は坂路が重い分もあって速い時計は出なかったが、順調に乗られて活気が窺え、相変わらず馬体も力強い。北海道スプリントC以降、2カ月以上の間隔は開けていないが、デキ落ちはないはずだ。

(競馬ブック・西村敬)

エコロクラージュ

牡7 兵庫 保利良平厩舎 通算32戦17勝

父:コパノリッキー
母:バヤル
母の父:フレンチデピュティ

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昨年の最大目標と語っていた兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)は6着。同馬を管理される保利良平調教師は「結果的に上位馬はインコースを立ち回った馬が殆ど。外を回らされた差もあったと思います」と前走を振り返る。確かに勝ち馬ハッピーマンはペースアップからインを突いて早め先頭、3着のオマツリオトコも徹底したイン回りでの上位進出。内外の立ち回りが明暗を分けた一戦だった。今回が今年初陣だが、この中間も調整は順調そのもの。「これまでと同じく、放牧先の坂路で乗ってもらっての仕上げです。帰厩後も順調に来ています」と師談。かきつばた記念(JpnIII)へ向けてもこう語る。「3歳時に名古屋遠征はありますが、当時は初馬場に戸惑う面もありました。今は精神面がかなり成長していますし、問題はないと思います」と力強いコメント。悲願のグレード戦制覇へ今度こそ。

(中司 匡洋)

スペシャルエックス

牡6 北海道 田中淳司厩舎 通算23戦10勝

父:ダノンレジェンド
母:ファーマクリーム
母の父:スニッツェル

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前走の兵庫ゴールドトロフィーは、好スタートから逃げの手を打ったが、向正面で内からハッピーマンに並び掛けられる苦しい展開ながら、4着に渋太く頑張った。兵庫遠征は6回と慣れたもので、長距離輸送による馬体減はなくなった。前走後は門別競馬場の坂路で乗り込まれ、1月17日と1月24日に13-13ペースで駆け上がり、1月31日は3F38.3秒-1F12.5秒と初めて3F40秒を切るタイムをマークした。1週前の2月12日は、僚馬ストリームと併せ、3F35.6秒-1F12.4秒で1馬身先着し、順調度をアピールした。名古屋の馬場は内を避けるケースが目につくが、門別もその状況になることが多いだけに、馬場への適応に不安はない。道営スプリントで勝利に導いた吉原寛人騎手を配し、9回目のダートグレード挑戦で悲願の優勝を目指す。

(古谷 剛彦)

ウェイワードアクト

牡6 JRA 田中博康厩舎 通算12戦6勝

父:Maclean's Music
母:Warrior Kat
母の父:Majestic Warrior

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オープン特別を連勝し、今後を占う意味で試金石と思われた前走・根岸S(GIII)。ハナを奪い重賞でもスピード負けしない面は見せた。「最内枠でレースの選択肢が狭まり、逃げる形になりました」と管理する田中博康調教師は振り返る。無謀なペースで逃げたわけではないが、最後は残念ながら失速(7着)。田中師は「ラップ的に速かったわけではないですが、終始息の入らない厳しい流れでした」と語る。その後は在厩で調整。「状態は良い」(同師)とのことで、今回の課題は小回りコースへの対応だと続ける。「これまでほとんどワンターンの競馬しか使っていませんので……」。もっとも中山のダート1800メートルで勝っているように、むしろコーナーがある方が合う可能性もあるので、軽視は禁物だ。

(平松 さとし)

メイショウタイセツ

牡5 愛知 宇都英樹厩舎 通算22戦14勝

父:ホッコータルマエ
母:メイショウクノイチ
母の父:エンパイアメーカー

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中央時は4戦すべて二桁敗退も、名古屋・宇都英樹厩舎に移籍して素質開花。転入戦の24年9月、下級条件からスタートし8連勝するなど、1走ごとにハードルを順調にクリア。そして新春の名古屋記念で、待望の重賞初制覇に成功。余勢を駆って臨んだ地方全国交流・梅見月杯では、JpnI・2着(25年さきたま杯)のムエックスらを一蹴。スタート後に挟まれて一度下げて外を回るロスがありながら、絶好手ごたえで直線突き抜けて価値は高まる。「ベストは千七ぐらいと思いますが、オーナーの大丈夫じゃない?!の声で挑戦を決めました」と宇都師。初のダートグレード出走でさらにハードルは上がったが、強敵中央勢らを相手に地元の上り馬がどんな走りができるか。ワクワクする。

(西尾 敦)

注記

当ページは、2月18日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。