
国内の牝馬限定ダートグレード競走では唯一のJpnI。2011・12年にはミラクルレジェンドが、15・16年にはホワイトフーガが連覇を達成している。また14年の覇者サンビスタ(いずれもJRA)は、連覇を狙った15年は3歳馬ホワイトフーガの2着に敗れたものの、続くチャンピオンズカップGIでは牝馬として初の優勝馬となった。地方馬では17年大井開催でララベル(大井)が制している。なお、グランダム・ジャパン古馬シーズンが24年から春・秋に分かれてリニューアルされ、新たに古馬秋シーズンの最終戦となった。(斎藤 修)
- 実施日
- 2025年11月3日(祝月)
- 競馬場
- 船橋競馬場
- 距離
- ダート左回り 1800m
- 出走資格
- サラブレッド系3歳以上【牝馬限定、父馬が(一社)ジャパンブリーダーズカップ協会に種牡馬登録されている馬】
※父馬がジャパンブリーダーズカップ協会に種牡馬登録されていない馬については、当該馬の馬主が同協会の定める「追加登録料=1着賞金の2%相当額」を同協会に支払う事により、当該馬に係る同種牡馬登録がなされたものとして出走が可能。(過去に追加登録料を支払ったものも出走可能)
- 1着賞金
- 6000万円
- 負担重量
- 定量(3歳53kg、4歳以上55kg)

2024年 アンモシエラ 歴戦の古馬を一蹴しJpnI初制覇

2023年 アイコンテーラー 早め先頭から独走4馬身差

2022年 ヴァレーデラルナ 3歳馬が4連勝で一気に頂点に
歴史
JBC競走が始まって11年目の2011年に牝馬による本競走が加わった。格付なしのダート重賞としてスタートし、13年金沢開催の第3回からJpnIとなった。競馬場のコース形態によって、大井・盛岡・JRA京都では1800m、川崎1600m、金沢1500m、浦和1400m、佐賀1860mなどさまざまな距離で争われている。1着賞金は第2回まで4000万円、第3回以降は4100万円だったが、22年から6000万円に増額された。なお、船橋でのJBC開催は2010年以来で、船橋(1800m)での実施は初となる。(斎藤 修)
コース紹介
船橋・左1800メートル
船橋1800mは4コーナーのポケットからスタートし、最初のコーナーまでが約450m。コーナーの入りが緩やかで内外に高低差がついたスパイラルカーブが採用されており、スピードを落とさずにコーナーを通過できる。ゴールまでの直線は308m。力通りの決着となりやすく、紛れの少ない舞台と言える。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2024年 第14回
2024年11月4日(月)
佐賀 右1860m
天候:晴 馬場:良
1着 |
アンモシエラ |
1:59.6 |
4人気 |
2着 |
グランブリッジ |
4 |
1人気 |
3着 |
テンカジョウ |
アタマ |
3人気 |
-
2023年 第13回
2023年11月3日(金)
大井 右1800m
天候:晴 馬場:良
1着 |
アイコンテーラー |
1:52.9 |
1人気 |
2着 |
グランブリッジ |
4 |
2人気 |
3着 |
アーテルアストレア |
1/2 |
3人気 |
-
2022年 第12回
2022年11月3日(木)
盛岡 左1800m
天候:曇 馬場:良
1着 |
ヴァレーデラルナ | 1:50.1 | 3人気 |
2着 |
グランブリッジ | クビ | 2人気 |
3着 |
ショウナンナデシコ | 1 1/4 | 1人気 |
-
2021年 第11回
2021年11月3日(水)
金沢 右1500m
天候:曇 馬場:良
1着 |
テオレーマ | 1:32.1 | 1人気 |
2着 |
マドラスチェック | 2 1/2 | 6人気 |
3着 |
リネンファッション | 3/4 | 4人気 |
-
2020年 第10回
2020年11月3日(火)
大井 右1800m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
ファッショニスタ | 1:51.1 | 2人気 |
2着 |
マドラスチェック | アタマ | 3人気 |
3着 |
マルシュロレーヌ | 3 | 1人気 |
アクセス
- 開催場所
- 船橋競馬場(千葉県船橋市若松1-2-1)
- 公共交通機関
- 京成電鉄「船橋競馬場駅」
⇒徒歩:南口から約5分
JR「南船橋駅」
⇒徒歩:北口から約10分
- 車・タクシー
- 「成田国際空港」から約50分
JR「東京駅」から約40分
京葉道路「花輪I.C.」から約5分
東関東自動車道「谷津船橋I.C.」から約18分
- 駐車場
- 460台(本場開催中は2000円)
- HP
- https://www.f-keiba.com/