予想情報 Prediction

レースの見どころ

ダートグレード競走となった1997年以降は、すべてJRA馬が勝利。地方馬も2着なら10回(地元4回・他地区6回)。今年こそJRAの牙城を崩せるのかが第一の見所。次に今年のメンバー構成を精査すれば、かなりの個性派揃い。JRA勢だけでも逃げたい馬が3頭いるし、逆にテンに動けない馬もいる。ローテ面では有力馬のほとんどが7月以来だが、連闘の馬もいる。展開を読んで当地の馬場に合いそうな馬をチョイスできれば的中に近づくはずだが…。

本命

  • 22ディープリボーン

CHECK!

前走のマーキュリーCではカズタンジャーに0秒8差付けられたが、メイショウフンジンの遅まきながらの逃げ競りで全体的にペースが乱れた感。結果的に、本馬は少々早仕掛け、追い込みに近い位置にいたカズタンジャーがまとめて面倒をみたのだが、着差ほどの力差はないと分析。前を見据える形で競馬ができることを一番に評価し、2走前のようにタイミング良く抜け出せれば勝ち負けに持ち込めると見ての◎。

対抗

  • 11ジャスパーロブスト

CHECK!

セン馬でも気性的な難しさは残っている様子だが、それだけに詰まった日程でプール調整だけでも力を発揮できる。前走もパワフルな逃げを見せていたが、11戦5勝2着5回の戦績的にも先々楽しみな逸材であることは間違いない。今回、同型がいても引く意味のない最内枠だけに、前走同様の競馬を期待。序盤にしっかり出して行ければ馬場傾向的にも優位に立てる。

単穴

  • 812カズタンジャー

CHECK!

序盤こそ動けず、無理もできない追い込み脚質だが、条件戦連勝、OPでも即好戦の脚力は確か。逃げ競りがあるようなことになれば、前走マーキュリーCの再現が狙えるだろう。危惧するのは当地の馬場との適性、メイショウフンジンが競りに行かないなどでペースが落ち着いた時にどうか。二周目3角からはとんでもない脚を駆使してくるだろうが、頭とまでは言い切れず▲印。

連穴

  • 79ピュアキアン
  • 811シンメデージー
  • 67メイショウフンジン

CHECK!

ピュアキアンは熱のこもった調整内容。そこをクローズアップすれば首位扱いでもいいが、なんといってもジャスパーロブスト・メイショウフンジンとの先争いがどうか。教科書通りの2番手競馬になると当地では弱い格好になり、その点が心配。積極性を見てみたいところ。シンメデージーの鞍上は当地のエース吉原騎手。道中インに潜り込もうとするはずだが、少し外過ぎる枠がどうか。また、帝王賞以来だけに地方馬にしては間隔が開いており仕上がりに不安も少々あるので、これぐらいの印に留めた。最後に展開の鍵を握るのはメイショウフンジンであることは書いておきたい。

提供 競馬カナザワ 竹田 信義

注記

当ページの情報は、9月29日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。