注目馬情報 Attention

チカッパ

牡4 JRA 中竹和也厩舎 通算16戦5勝

父:リアルスティール
母:ユニキャラ
母の父:Into Mischief

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ダートに転向以降、今年に入るまではほとんど崩れなく走ってきた。スピード一辺倒のレースだけではなく、差す競馬も覚えて崩れはないかと思われていたなかでの前走。序盤は先団を見る位置でうまく運べていたが、勝負どころから外へ張って進みがひと息。直線でも伸びずに終わってしまった。前々走のリヤドダートスプリントに続いて見せ場のない連敗。この2つの共通点は左回りと、休み明けの2点。おそらくどちらも苦手なのだろう。今回も左回りという点は課題になるが、小回りの1200mは実績のある条件。海外帰りの前走より攻め過程がいいし、動きも変わってきた。変わり身を見せる要素は十分だ。昨年のスプリントチャンピオンの意地を見せてほしい。

過去3走の競走成績

(研究ニュース・小野颯真)

サンライズアムール

牡6 JRA 小林真也厩舎 通算20戦8勝

父:モーリス
母:ジルコニア
母の父:タイキシャトル

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ダートに転向して3連勝。3勝クラスも2戦で卒業して4歳4月にオープン入りを果たした。その後も徐々に力をつけ、藤森Sでオープン初勝利。5歳になって更にパワーアップし、栗東S、ながつきSを連勝。重賞初挑戦だったカペラSも一旦抜け出して0秒2差の4着に好走した。6歳となった今年はアクシデントと斤量が堪えて千葉S、天王山Sと2戦不発だったが、水無月Sで鮮やかな復活勝利を挙げた。ノドと蹄に弱さがあるが、牡馬とすれば珍しく、暑い時季に調子が上がるタイプで1週前には坂路で49秒3の自己ベストをマーク。ここを目標にいい調整ができている。盛岡は初めてだが、地方競馬としては時計が速くなりやすいのでむしろ合いそう。

(競馬ブック・牟田雅直)

ダノンスコーピオン

牡6 JRA 福永祐一厩舎 通算24戦4勝

父:ロードカナロア
母:レキシールー
母の父:Sligo Bay

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イクイノックスやドウデュースと同世代であり、22年NHKマイルカップの覇者。しばらく勝ち星から遠ざかっているが、3走前のマーチSからダートに転向。2走前の東京スプリントでは最後に脚を見せていた。前走の東海Sでは9着に敗れたが「道中で2回窮屈になり、結局一番後ろまで下げられた。更に外からフタをされて、動きたくても動けない形に。だからレース後はすぐに息が入った」と福永祐一調教師は敗因を説明。力を出し切れていないことは確か。ここへ向けてダメージもないどころか、叩き良化型の2走目と考えればむしろ上積みがありそうだ。最近の内容を見ると1200mは忙しそうだが、引き続き得意の左回りに使えるのはプラス。展開の助けがあれば上位争いできていい。

(競馬ブック・広瀬健太)

アドバンスファラオ

牡5 JRA 森秀行厩舎 通算25戦5勝

父:American Pharoah
母:Fair Huntress
母の父:Tiznow

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前走の東海Sはしんがり負けで、好走凡走の差が激しいタイプだが、コーラルSではその前走の勝ち馬ヤマニンウルスを抑えて勝利と、力は十分に秘めている。ここまでダートでハナを切った時が(3.1.0.0)、切れなかった時は(2.1.1.16)。自分の形に持ち込めれば渋太さを発揮する。後者の2勝は2歳戦と大井、2着はデビュー戦。3歳以降、JRAで連対したのはすべて逃げた時だが、初速はそこまで速い方ではなく、これまでハナを切ることができたのは1400mと1500m。昨秋この距離で好位からサンライズアムールの3着があるとはいえ、距離短縮になる今回、1200mでハナを切れるかどうかが大きな鍵。先手さえ取れるようなら怖い存在。

(競馬ブック・森田昌樹)

エイシントルペード

牡4 岩手 板垣吉則厩舎 通算19戦7勝

父:エイシンヒカリ
母:エイシンクローバー
母の父:キンシャサノキセキ

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門別2勝、兵庫3勝から転入後、早池峰スーパースプリント、岩鷲賞と短距離重賞2連勝。いずれも低評価を覆し、見事優勝した。人気が低かったのは成績がムラだったため。自分の競馬ができないときは大敗を喫していた。板垣吉則調教師「気難しい面があり、攻め馬でもパートナーをつけて馬場入れしている。2連勝は岩手の競馬が合ったからだと思う。でも今回はJRAの一線級が相手ですからね。自分の競馬をさせてもらえないと思いますが、まだ4歳の若馬。ダートグレードを経験するのはいいことでしょうし、強豪と戦えば精神面での成長も期待できるはず」。コンビを組む山本聡紀騎手は「バネは相当いいものを持っていますよ」と評した。

(松尾 康司)

キャンディドライヴ

牡6 北海道 小野望厩舎 通算19戦5勝

父:Candy Ride
母:Supreme
母の父:Empire Maker

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2022年4月に門別で2連勝し、JRAへ再転入。2勝クラスを突破するまでは安定したレース内容を見せていたが、3勝クラスでは一度も入着することなく、今夏に再び、北海道へ戻ってきた。復帰戦は好スタートを切ったものの、リズム重視で控える戦法。前半3F36.2秒のスローペースで、少頭数ながら馬群が縮まり、一旦後方に下がる場面はあったが、4コーナー手前から加速し、直線は矢のように伸びた。最近の門別はかなり力を要すので、最後の1F12.8秒は秀逸。その後はこのレースに照準を合わせて調整されており、速い時計は計時していないものの、坂路を1日2回の登坂を繰り返している。「JRAでの最後の2戦は、着順はひと息でも着差は僅かだったので、復活させる手応えはありました。その感覚以上に復帰戦は強い内容。54キロで挑める利を活かして上位を狙います」と小野望調教師。JRA時は東京ダート1400mで2勝を挙げており、左回りに替わる点は魅力十分。JRA勢の牙城を崩す可能性を秘める。

(古谷 剛彦)

ウラヤ

牡6 岩手 畠山信一厩舎 通算28戦7勝

父:New Approach
母:Wadi
母の父:Pyro

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昨年7月、中央3勝クラスから転入。いきなり2連勝を飾り、水沢マイル重賞・青藍賞で圧倒的1番人気に支持されたが、初の小回りにとまどって6着凡走。続く南部杯13着から盛岡1200m・絆カップで初タイトルを獲得した。今季はなかなかエンジンがかからなかったが、4戦目でシーズン初勝利をあげ、トライアル・岩鷲賞で2着。エイシントルペードに逃げ切りを許したが、メンバー最速の上がりを披露した。畠山信一調教師「猛暑続きだが、状態は変わらずいい。脚質は交流向きだから、まずは地方最先着を果たしたいですね。(かつての)管理馬のチェリーピッカーがマーキュリーカップで5着、ヴァケーション3着。それに続けるよう、頑張ってほしい」

(松尾 康司)

注記

当ページは、8月6日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。