レース紹介 Introduction

長らく南関東3歳三冠の一冠目として行われてきたが、ダート競走の体系整備によって2024年からJpnI格付となり中央も含めた全国のダート三冠の一冠目となった。地方馬は、ブルーバードカップJpnIII・1着馬、雲取賞JpnIII上位2頭、スターバーストカップ1着馬、京浜盃JpnII上位2頭に優先出走権が与えられる。JRA所属馬は、雲取賞JpnIIIおよび京浜盃JpnIIで、それぞれ5着以内の上位2頭に優先出走権が与えられるが、出走可能頭数は4頭と、従来のダートグレード競走に比べて狭き門となっている。(斎藤 修)

実施日
2024/04/24(水)
競馬場
大井競馬場
距離
ダート右回り 外1800m
出走資格
サラブレッド系3歳牡馬・牝馬
1着賞金
5000万円
負担重量
定量(57kg、牝馬2kg減)

レース体系

体系図の要素説明
羽田盃 体系図

歴史

東京ダービー(当初は春の鞍)より1年遅れ1956年に第1回大井杯として実施、64年の第9回から羽田盃となった。距離は長らく2000mだったが、96年に1800m、99年に1600mに距離短縮となった。2002年には再び距離延長となったが、スタンド改修にともなうゴール板の移動で1790mの設定(03年まで)となり、04年以降は1800mで争われている。24年からJpnI格付となり、JRAも含めたダート三冠の一冠目となった。(斎藤 修)

コース紹介

大井・右1800メートル

羽田盃 コース

ホームストレッチからの発走で、1周1600mの大井外回りコースを1周+200mの1800mで行われる。フルゲートは16頭。スタートして1コーナーまでが300mほどで、逃げ馬が何頭かいれば先行争いが激しくなってハイペースになることも。外回りコースの直線は386mと長く、差し、追い込み馬の台頭も期待できる。(斎藤 修)

アクセス

開催場所
大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
公共交通機関
東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
車・タクシー
「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
駐車場
1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
HP
http://www.tokyocitykeiba.com/