かしわ記念JpnIの前哨戦に位置づけられる。過去、地方馬で制した2頭は、13年ラブミーチャン(笠松)、19年キタサンミカヅキ(船橋)ともに前年の東京盃JpnIIを制していた。21、23年と2勝したリュウノユキナ(JRA)は22年も2着で、東京盃JpnIIでも21、23年に2着など、大井1200mへの適性が問われるレースといえる。(栗田 勇人)
- 実施日
- 2024/04/10(水)
- 競馬場
- 大井競馬場
- 距離
- ダート右回り 1200m
- 出走資格
- サラブレッド系4歳以上
- 1着賞金
- 3000万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量56kg、牝馬2kg減)
2024年4月5日まで、GI/JpnI競走1着馬2kg増、GII/JpnII競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)
歴史
前身は1991年創設の東京シティ盃(1400m)。当時は1月に実施されており、秋の東京盃(1200m)とともに貴重な古馬短距離の重賞だった。1200mに距離短縮された2007年の勝ち馬フジノウェーブ(大井)が同年のJBCスプリントJpnIを地方馬として初制覇。東京スプリントに改名しダートグレードとなった09年以降は、16年3着ダノンレジェンド(JRA)、20年2着サブノジュニア(大井)が同じ年のJBCスプリントJpnIを制覇。18年2着キタサンミカヅキ(船橋)は、その年JRA京都で行われたJBCスプリントJpnIで3着に入るなど、勝ち馬以外からも活躍馬が出ている。(栗田 勇人)
コース紹介
大井・右1200メートル
舞台となる大井競馬場は1周1600m(外回り)の右回りで、直線は386mと地方競馬の中では最も長い。広々としたコース形態で、どの馬も力を発揮しやすい。東京スプリントJpnIIIが行われる1200m(外回り)は、フルゲート16頭。2コーナー出口付近からスタートするため長い向正面を使ってポジション争いが繰り広げられる。3コーナーまでに内へ潜りこまないと外を回らされるため基本的には内枠が有利とされるが、ダッシュ力のある馬なら外枠でも問題ない。当日の馬場や展開次第では追い込み勢も台頭できる。(前田 恒)
過去5年の競走成績
-
2023年 第34回
2023年4月19日(水)
大井 右1200m
天候:晴 馬場:稍重
1着 |
リュウノユキナ |
01:10.3 |
1人気 |
2着 |
ケイアイドリー |
3/4 |
2人気 |
3着 |
オーロラテソーロ |
1 |
4人気 |
-
2022年 第33回
2022年4月20日(水)
大井 右1200m
天候:曇 馬場:不良
1着 |
シャマル | 1:10.5 | 4人気 |
2着 |
リュウノユキナ | ハナ | 1人気 |
3着 |
ギシギシ | クビ | 8人気 |
-
2021年 第32回
2021年4月14日(水)
大井 右1200m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
リュウノユキナ | 1:11.5 | 1人気 |
2着 |
サブノジュニア | アタマ | 2人気 |
3着 |
キャンドルグラス | 3/4 | 5人気 |
-
2020年 第31回
2020年4月8日(水)
大井 右1200m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ジャスティン | 1:10.9 | 3人気 |
2着 |
サブノジュニア | 1 1/4 | 5人気 |
3着 |
キャンドルグラス | 2 | 7人気 |
-
2019年 第30回
2019年4月10日(水)
大井 右1200m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
キタサンミカヅキ | 1:11.6 | 4人気 |
2着 |
コパノキッキング | 1 | 2人気 |
3着 |
ヒロシゲゴールド | クビ | 1人気 |
アクセス
- 開催場所
- 大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
- 公共交通機関
- 東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「大井町駅」
⇒京急・東急バス(無料):中央口東7番停留所乗車
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
- 駐車場
- 1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
- HP
- http://www.tokyocitykeiba.com/