川崎競馬場の古馬最高峰のレースとして1月下旬から2月上旬に行われてきたが、2024年からは4月上旬の実施となった。3月上旬のダイオライト記念(船橋)から川崎記念、そして6月下旬の帝王賞(大井)というのが、ダート中距離路線前半戦の主要路線となる。中央との交流後に限っても、1998・98年アブクマポーロ(船橋)、06年アジュディミツオー(船橋)、11年フリオーソ(船橋)など中央馬と互角以上に戦った南関東のチャンピオン級の馬たちが勝ち馬として名を連ねる。(斎藤 修)
- 実施日
- 2024/04/03(水)
- 競馬場
- 川崎競馬場
- 距離
- ダート左回り 2100m
- 出走資格
- サラブレッド系4歳以上
- 1着賞金
- 1億円
- 負担重量
- 定量(57kg、牝馬2kg減)
2023年 ウシュバテソーロ ロスなく運びジーワン連勝
2022年 チュウワウィザード 断然人気に応え4つめのジーワン制覇
2021年 カジノフォンテン 10年ぶりに地方馬が勝利
歴史
現在の川崎競馬場は、前身の戸塚競馬場を引き継ぐ形で1950年に開設。それを記念して51年1月に第1回の「開設記念」が行われた。79年には川崎記念に改称。第1回は3000mで、その後さまざまに距離が変遷してきたが85年から2000mとなった。90年から地方全国交流(94年のみ交流休止)、96年からJRAとの交流となり、99年から現在と同じ2100mでの実施となっている。98年GI(のちJpnI)に格付け。長らく1月下旬または2月上旬に行われていたが、ダート競走の体系整備によって2024年から4月上旬の実施となった。(斎藤 修)
コース紹介
川崎・左2100メートル
川崎2100mは向正面の2コーナー付近からスタートして、最初のコーナーまで約400m。1周1200mの馬場を1周半以上するコース形態で、南関東の中でも特にタイトなコーナーを6回通過する。1周目のスタンド前の直線でペースが緩むことも多く、位置取りと展開の読みがポイントとなる。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2023年 第72回
2023年2月1日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ウシュバテソーロ |
02:16.0 |
2人気 |
2着 |
テーオーケインズ |
1/2 |
1人気 |
3着 |
ニューモニュメント |
4 |
5人気 |
-
2022年 第71回
2022年2月2日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
チュウワウィザード |
2:14.9 |
1人気 |
2着 |
エルデュクラージュ |
4 |
9人気 |
3着 |
ヴェルテックス |
アタマ |
3人気 |
-
2021年 第70回
2021年1月27日(水)
川崎 左2100m
天候:曇 馬場:重
1着 |
カジノフォンテン |
2:14.9 |
4人気 |
2着 |
オメガパフューム |
3 |
1人気 |
3着 |
ダノンファラオ |
3/4 |
3人気 |
-
2020年 第69回
2020年1月29日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:不良
1着 |
チュウワウィザード |
2:14.1 |
1人気 |
2着 |
ヒカリオーソ |
6 |
7人気 |
3着 |
デルマルーヴル |
1 |
3人気 |
-
2019年 第68回
2019年1月30日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ミツバ |
2:15.0 |
3人気 |
2着 |
ケイティブレイブ |
2 1/2 |
1人気 |
3着 |
オールブラッシュ |
アタマ |
2人気 |
アクセス
- 開催場所
- 川崎競馬場(神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1)
- 公共交通機関
- 京浜急行電鉄「港町駅」
⇒徒歩:南口から3分
京浜急行電鉄「京急川崎駅」
⇒徒歩:中央口から12分
JR「川崎駅」
⇒徒歩:東口から15分
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約20分
東海道新幹線「品川駅」から約35分
首都高速神奈川1号横羽線、6号川崎線「大師出入口」から約10分
- 駐車場
- 730台(500円、南関場外時は無料)
- HP
- http://www.kawasaki-keiba.jp/