予想情報 Prediction

レースの見どころ

1950年創設。施行条件、距離を変えながら1959年から現在と同様の1600m戦となった。2017年にはケンタッキーダービー選定シリーズの競走に指定され、翌年2018年から国際競走に。近10年でJRA勢が7勝、ホッカイドウ所属が1勝、南関東2勝とほかのダートグレード同様JRA優勢。…も、近年は地の利を生かした南関東勢の連覇、ワンツーなど傾向が変わりつつある。3連単の万馬券は5回あるが、1・2番人気がそろって圏内から外れたのは3年前のみ。基本は上位人気馬での決着、大波乱はまれ。

本命

  • 22ヒーローコール

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2戦目の船橋遠征では2着に敗れるも、新馬戦含めすでに5勝をマーク。近年猛威を振るう山口ステーブル育成馬、ホッコータルマエ×ティンバーカントリーの血統からも距離が延びても問題ない万能型。ハナにこだわる必要もなく、小回りコースでも力を発揮できる器用さも兼ね備える。前哨戦・鎌倉記念では逃げるスペシャスエックスを交わし川崎コース4戦4勝とこのレースを目標に臨戦過程は万全。主戦左海騎手が調教師転身で森騎手と初コンビとなるが、南関東ナンバーワンジョッキーを背に栄冠を勝ち取る。

対抗

  • 813ペリエール

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2戦2勝の内容はコース形態、距離、出走頭数の違いはあれど好位から抜け出すセンスの良さを発揮。特に前走のオキザリス賞では出遅れの不利、直線でフラフラと寄れて幼さをみせるなど気性面の課題はあるものの、他馬を置き去りにする切れ味はメンバー随一。鞍上福永騎手は先日JRA調教師試験に合格し、地方競馬への参戦も残りわずか。ここで決める一流ジョッキーでもある。

単穴

  • 610スペシャルエックス

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新馬戦から3連勝でイノセントカップ制覇。持ち前のスピードで押し切る単調な面は否めないが、迷いなく行ける強みはこのコースでより力が発揮される。鎌倉記念、兵庫ジュニアグランプリと遠征が続くが、ともに2着と高いポテンシャルを示している。他の遠征馬に比べ豊富なナイター実績、コース経験の差はかなりのアドバンテージ。矢野騎手も鎌倉記念以来2度目の騎乗ならきちんと修正してくるはず。

連穴

  • 712オマツリオトコ
  • 34デルマソトガケ
  • 46リアルミー
  • 69オーマイグッネス

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実績ナンバーワンのオマツリオトコは楽に弾けた前走が秀逸。距離延長が課題だが、最速の上がりを繰り出せる速力は大物感漂う。1800mで連勝のデルマソトガケはやや忙しいマイル戦をどうさばくかが焦点。JBC2歳優駿では大外から異次元の末脚で3着まで追い上げたリアルミー。規格外の末脚を小回り川崎でどう発揮するか。オーマイグッネスは一見インパクトに欠ける戦績に映るが、距離を問わず崩れないあたりに総合力の高さを感じる。

提供 日刊競馬 鈴木 宏哉

注記

当ページの情報は、12月13日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。