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ダンシングプリンス

牡6 JRA 宮田敬介厩舎 通算14戦10勝

父:パドトロワ
母:リトルブレッシング
母の父:バブルガムフェロー

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デビューは3歳8月と遅く、3歳時はJRAでの勝利がなかったものの、南関東に移籍後3戦3勝の成績を挙げ、4歳春にJRAに復帰。1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスとポンポンと連勝劇で勢いに乗り、2020年カペラステークスでは勝ち馬ジャスティンにクビ+クビ差の3着。昨年は京葉ステークス、カペラステークスと連勝。今年はサウジアラビアで行われたリヤドダートスプリントで海外重賞も制覇。北海道スプリントカップでも持ち味のスピードをフルに発揮して逃げ切り、通算14戦10勝とハイアベレージ。盛岡の馬場も合いそうでローテーションも魅力。

過去3走の競走成績

リメイク

牡3 JRA 新谷功一厩舎 通算7戦4勝

父:ラニ
母:サリエル
母の父:キングカメハメハ

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JRA在籍3歳馬のクラスターカップ参戦は04年以来で、51キロの軽斤量は魅力となる。昨年10月に中京の新馬戦を快勝し、4戦目の今年2月に3歳1勝クラスを制すると、昇竜ステークス、端午ステークスと連勝。この勢いで挑んだ初めての重賞ユニコーンステークスでは1番人気に支持されたほどで、ゲート突進やスタート直後躓くも、中団からレースを進めて直線ラスト100メートルくらいまでは伸び脚も目についた。ただ、結果は勝ち馬とコンマ2秒差の6着で、マイル戦は少し長い感じ。1200メートルは初距離でも、短縮となれば秘める能力から新味も出てくることに期待を。

過去3走の競走成績

ジャスティン

牡6 JRA 矢作芳人厩舎 通算27戦9勝

父:オルフェーヴル
母:シナスタジア
母の父:Gone West

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昨年のクラスターカップは、58キロの斤量も勝負どころ残り600メートルから自ら動いて4コーナー先頭。結果は4着だったが、厳しい流れを思えば評価できる。今年2月のハンデ戦・大和ステークスでは、大外枠で58.5キロを背負いながらもリュウノユキナの追撃を振り切ってアタマ差の勝利と、勝負強さを発揮。これまで東京スプリント、東京盃、カペラステークスとダートグレード競走3勝を挙げており、実績はメンバー上位。半年ぶりの実戦も鉄砲実績があるだけに昨年以上のパフォーマンスを期待したい。

過去3走の競走成績

リュウノユキナ

牡7 JRA 小野次郎厩舎 通算44戦9勝

父:ヴァーミリアン
母:ネオカラー
母の父:クロフネ

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前年チャンピオンが連覇を狙っての参戦。それに今年のJBCスプリントは盛岡開催で、本番と同じ舞台を睨んだ今回の出走ともとれる。ホッカイドウ競馬出身馬、2歳時はJRAの芝に積極的に挑んで結果を残し、JRA移籍当初は芝路線を歩んだ。20年9月中山ながつきステークス2着から前走の北海道スプリントカップ3着までの13走中12走が3着内の堅実な走りで、唯一馬券の対象を外したのが昨年金沢で行われたJBCスプリント5着。ダートグレード競走は東京スプリントも制しており、昨年の同レース以来の55キロの斤量となれば楽しみな一戦となりそうだ。

オーロラテソーロ

牡5 JRA 畠山吉宏厩舎 通算27戦6勝

父:Malibu Moon
母:For Passion
母の父:Not For Love

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極端に揉まれる競馬を嫌うタイプではあるが、自身の競馬ができれば粘り強い。地方初参戦になるが、盛岡ダート1200メートルはそれほど小回りではなくワンターンは魅力。昨年12月りんくうステークスが初のオープン勝ちとなり、今年4月のコーラルステークスでも前半33秒7のハイペースで逃げながら3着に踏ん張った。さらに前走の松風月ステークスでは、内枠ながらうまく2番手から立ち回って残り100メートルで先頭に立つと、後続を振り切って快勝。オープン2勝目を挙げた。左回りとの相性も良く、勢いでタイトル奪取も。

過去3走の競走成績

  • 2022/06/05 中京 左1200m松風月S

    1

  • 2022/04/30 阪神 右1200m天王山S

    2

  • 2022/04/02 阪神 右1400mコーラルS

    3

スティンライクビー

セン10 岩手 村上昌幸厩舎 通算74戦10勝

父:キンシャサノキセキ
母:モーディッシュ
母の父:Singspiel

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クラスターカップは今年で3年連続の出走で、昨年は地方馬最先着となる6着を記録。14年12月JRA中山デビューからこれまで順調に使い込まれて息の長い活躍をみせている。JRA在籍時18年に新潟1200メートルNST賞でサイタスリーレッドの2着あり。19年の2度目の地方移籍後は、重賞勝ちこそないものの、20年の岩手冬期休催中に笠松へ移籍し白銀争覇2着、岩手に戻って20年春・赤松杯をランガディアの2着と結果を残している。今シーズンは未勝利だが5走して2着3回、3着2回の安定感。前走岩鷲賞でも底力発揮2着だけに年齢を重ねても衰えなく、今年は昨年以上にも…。

(峯村 正利)

注記

当ページは、8月5日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。