注目馬情報 Attention

オメガパフューム

牡7 JRA 安田翔伍厩舎 通算24戦11勝

父:スウェプトオーヴァーボード
母:オメガフレグランス
母の父:ゴールドアリュール

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24戦11勝の7歳牡馬。3歳時にジャパンダートダービーで2着になると、続くシリウスSでは古馬相手に勝利。年末の東京大賞典では直線で外から一気に前にいた馬たちを交わし去り初のGIタイトルを手にし、その後東京大賞典では4連覇という大偉業を成し遂げた。今春から種牡馬入りする予定が一転、現役続行することとなり挑んだ初戦のアンタレスSでは、斤量59キロのトップハンデをものともせず見事な差し切り勝ち。昨年の帝王賞では勝負処で伸びず5着に敗れたが、2019年には制しており、20年には2着となっていることからもチャンスは十分。

テーオーケインズ

牡5 JRA 高柳大輔厩舎 通算17戦9勝

父:シニスターミニスター
母:マキシムカフェ
母の父:マンハッタンカフェ

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17戦9勝の5歳牡馬。3歳で挑んだ東京大賞典では補欠からの繰り上がりで、中8日での出走となり6着に敗れた。しかし4歳になって初戦の名古屋城S(OP)、アンタレスSを連勝すると、帝王賞では直線内から抜け出すと後続を引き離して、2着馬に3馬身差を付けて勝利。JBCクラシックでは出遅れが影響して4着に敗れたものの、チャンピオンズCでは直線抜け出しての快勝で、史上初の帝王賞と同年Vという偉業を成し遂げJRA最優秀ダートホースに選出された。今年に入ってサウジCでは厳しい展開で8着に終わったが、平安Sでは単勝1.8倍の人気に応えた。昨年勝っている舞台で連覇に期待がかかる。

過去3走の競走成績

チュウワウィザード

牡7 JRA 大久保龍志厩舎 通算25戦11勝

父:キングカメハメハ
母:チュウワブロッサム
母の父:デュランダル

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25戦11勝の7歳牡馬。3歳でデビューすると、6戦目で1600万下(現3勝クラス)を勝ってOP入りを果たす。OP初戦の師走Sを古馬相手に2着と好走すると、年末に行われた名古屋グランプリでは3番手追走から直線で前の馬たちを外から捕らえての重賞V。4歳となった翌年はダイオライト記念、平安S、JBCクラシックで重賞3勝を挙げ、5歳時にも川崎記念、チャンピオンズCで勝利。その活躍は国内だけに留まらず、2年連続ドバイワールドカップに出走し、21年2着、22年3着と海外にもその名を轟かせている。昨年の帝王賞では直線伸びず6着に敗れ、その後骨折が判明。19年2着、20年3着になっていることからもアクシデントがなければ好走可能。

過去3走の競走成績

クリンチャー

牡8 JRA 宮本博厩舎 通算33戦7勝

父:ディープスカイ
母:ザフェイツ
母の父:ブライアンズタイム

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33戦7勝の8歳牡馬。5歳秋までは芝を使われていて、京都記念を制し、菊花賞2着、天皇賞(春)3着などの功績を残した。ダート初戦となった年明けの仁川Sでは2着と上々の滑り出しで適性を示すと、続くマーチSでも2着と好走。秋に行われたみやこSでは1番人気に応えてダートでも重賞を勝利。右回りの長距離とは相性が良く、大井2000mでも2021年帝王賞3着、東京大賞典2着となっていてコースは向くし、昨年同様に名古屋大賞典を勝利してのローテーション。8歳でも衰えは感じられず、今年も好勝負が期待できる。

ノンコノユメ

セ10 大井 荒山勝徳厩舎 通算45戦9勝

父:トワイニング
母:ノンコ
母の父:アグネスタキオン

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45戦9勝の10歳セン馬。2歳でデビューすると、3歳の時にはユニコーンS、ジャパンダートダービー、武蔵野Sで重賞3連勝を挙げ、早くから才能を開花させた。4歳で去勢をしてからしばらく結果が出せない時期はあったものの、6歳初戦となった根岸Sを勝利すると、続くフェブラリーSも制して復活を遂げた。2019年に南関東へ移籍してきてからも、同年の帝王賞3着、21年2着と好成績を挙げている。10歳となった今年はブリリアントC3着、大井記念2着と衰えることなく走っていて、実績のある舞台で今年はどんなレースを見せてくれるか注目だ。

メイショウハリオ

牡5 JRA 岡田稲男厩舎 通算16戦6勝

父:パイロ
母:メイショウオウヒ
母の父:マンハッタンカフェ

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16戦6勝の5歳牡馬。デビューして2戦目で未勝利を勝ち上がると、その後は1勝クラスを脱出するのに5戦を要す。2勝クラスを1発で勝利すると、3勝クラスを2戦で卒業して頭角を現す。ジュライS(リステッド)、太秦S(OP)は2着と勝利には一歩手が届かなかったものの、重賞初挑戦となったみやこSでは、ゴール前ロードブレスとの争いをハナ差凌いで勝利すると、翌年にはマーチSを勝って重賞2勝目を挙げる。今回はJpnIで一流ダートホースが揃って相手関係は決して楽ではなく、初ナイターに対応できるかもカギになるが、成長著しい馬だけに軽視はできない。

(豊岡 加奈子)

注記

当ページは、6月23日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。