国内の牝馬限定ダートグレード競走では唯一のJpnI。歴史は10回だが、2011・12年にはミラクルレジェンドが、15・16年にはホワイトフーガが連覇を達成している。また14年の覇者サンビスタ(いずれもJRA)は、連覇を狙った15年は3歳馬ホワイトフーガの2着に敗れたものの、続くチャンピオンズカップGIでは牝馬として初の優勝馬となった。地方馬では17年大井開催でララベル(大井)が制している。(斎藤 修)
- 実施日
- 2021年11月3日(祝水)
- 競馬場
- 金沢競馬場
- 距離
- ダート右回り 1500m
- 出走資格
- サラブレッド系 3歳以上牝馬
- 1着賞金
- 4100万円
- 負担重量
- 定量(3歳54kg、4歳以上55kg)
2020年 ファッショニスタ 競り合い制しJpnⅠ初勝利
2019年 ヤマニンアンプリメ 武騎手は地方全グレードⅠ制覇
2018年 アンジュデジール 直線一騎打ちで人気馬を競り落とす
歴史
JBC競走が始まって11年目の2011年に第1回が行われ、その年からJBCが3競走に。格付けなしのダート重賞としてスタートしたが、13年金沢開催の第3回からJpnIとなった。持ち回り開催となる競馬場のコース形態によって、大井1800m、川崎1600m、金沢1500m、盛岡1800m、JRA京都1800mなどさまざまな距離で争われているが、19年浦和開催ではスプリントと同じ1400mで実施された。(斎藤 修)
コース紹介
金沢・右1500メートル
1周1200m(右回り)の1500mコースは、4コーナーポケットからのスタート。1コーナーまで400mほどと十分な距離があり、よほど先行争いが激しくならない限り最初のコーナーまでに隊列が決まる。コーナーを4回通過して、ゴールまでの直線は236m。金沢競馬場では最もレース数が多くスタンダードな距離設定といえる。高低差はなく、フルゲートは12頭。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2020年 第10回
2020年11月3日(火)
大井 右1800m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
ファッショニスタ | 1:51.1 | 2人気 |
2着 |
マドラスチェック | アタマ | 3人気 |
3着 |
マルシュロレーヌ | 3 | 1人気 |
-
2019年 第9回
2019年11月4日(月)
浦和 左1400m
天候:晴 馬場:重
1着 |
ヤマニンアンプリメ | 1:24.5 | 3人気 |
2着 |
ゴールドクイーン | 2 | 2人気 |
3着 |
ファッショニスタ | 6 | 1人気 |
-
2018年 第8回
2018年11月4日(日)
京都 右1800m
天候:晴 馬場:良
1着 |
アンジュデジール | 1:50.4 | 6人気 |
2着 |
ラビットラン | アタマ | 1人気 |
3着 |
ファッショニスタ | 1/2 | 5人気 |
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2017年 第7回
2017年11月3日(金)
大井 右1800m
天候:晴 馬場:重
1着 |
ララベル | 1:54.2 | 5人気 |
2着 |
プリンシアコメータ | アタマ | 4人気 |
3着 |
ラインハート | 3/4 | 8人気 |
-
2016年 第6回
2016年11月3日(木)
川崎 左1600m
天候:晴 馬場:重
1着 |
ホワイトフーガ | 1:41.3 | 1人気 |
2着 |
レッツゴードンキ | 1 1/2 | 4人気 |
3着 |
トーセンセラヴィ | 4 | 6人気 |
アクセス
- 開催場所
- 金沢競馬場(石川県金沢市八田町西1)
- 公共交通機関
- JR、IRいしかわ鉄道「金沢駅」
⇒無料バス:金沢港口(西口)バスターミナル1番乗り場乗車
- 車・タクシー
- 「小松空港」から約40分
北陸新幹線「金沢駅」から約20分
北陸自動車道「金沢東I.C.」から約6分
- 駐車場
- 約5000台(無料)
- HP
- http://www.kanazawakeiba.com/