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ゴッドセレクション

牡3 JRA 今野貞一厩舎 通算5戦3勝

父:ノヴェリスト
母:アルティメイトラブ
母の父:シンボリクリスエス

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JRA勢ではオープン勝ちの唯一の3勝馬として登場。前走の伏竜ステークスはまさに圧巻の走り。6番人気と決して高い評価ではなかったが、早め先頭から後続を振り切り、申し分のない内容。過去の当レースとの時計面での比較でも優秀そのもの。まさに完勝だった。ここまで一貫して1800m戦を使われていることで、距離適性もバッチリ。近走はテンに動けているように、初めての小回りコースにも対応は可能だろう。休み明けから叩き3走目で、上昇も見込める。1走ごとにスケールアップし、確実に成長の跡を刻む。一歩リードした存在だ。

過去3走の競走成績

  • 2021/03/27 中山 右1800m伏竜S

    1

  • 2021/02/07 中京 左1800m3歳1勝クラス

    1

  • 2020/11/21 阪神 右1800mもちのき賞

    3

ゴールドハイアー

牡3 JRA 大久保龍志厩舎 通算5戦2勝

父:ヘニーヒューズ
母:ゴールドグローリー
母の父:ハービンジャー

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デビューから[2-2-1-0]とすべて3着以内を確保するなど、安定感が光る。初勝利は3戦目となったが、それまでも連続2着と常に上位争いを演じていた。昇級初戦の1勝クラスでは強烈な末脚を武器に、2着馬にコンマ9秒差をつける圧勝劇。前走の伏竜Sでは3着と、差し届かずも、オープンクラスでも戦えるメドは立った。ここまでの5戦はいずれも上がり最速をマークする切れ味自慢。園田コースへの対応はポイントになるが、地方交流戦でいつもより位置も取りやすくなるはずだ。脅威のロングスパートから一掃するシーンも考えられる。

過去3走の競走成績

  • 2021/03/27 中山 右1800m伏竜S

    3

  • 2021/02/20 阪神 右1800m3歳1勝クラス

    1

  • 2021/01/05 中京 左1900m3歳未勝利

    1

ランスオブアース

牝3 JRA 本田優厩舎 通算7戦2勝

父:エピファネイア
母:マイスクエアワン
母の父:Giant's Causeway

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ダートに転じてから頭角を現してきた。芝でデビューし、4、5着とまとめていたが、3戦目で13着と思わぬ大敗。これを契機にダートへと路線を変更。砂初戦を2着と、変わり身を見せ、続く2戦目を差し切って未勝利を脱出。ネモフィラ賞は8番人気ながら、好位から進めて、ゴール前は際どい勝負を制して連勝。勝負根性を発揮して、低評価を覆した。初オープンの伏竜Sは見せ場なく10着に敗れたが、この一戦で評価を下げるのは危険。時計の掛かる地方馬場なら対応しやすそうだし、位置取りの面も違ってくる。上位争いは可能。

過去3走の競走成績

  • 2021/03/27 中山 右1800m伏竜S

    10

  • 2021/02/28 小倉 右1700mネモフィラ賞

    1

  • 2021/01/23 小倉 右1700m3歳未勝利

    1

ロードエクレール

牡3 JRA 斎藤誠厩舎 通算6戦2勝

父:ロードカナロア
母:タッチアス
母の父:Mineshaft

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芝デビューからの2戦は5、8着と振るわなかったが、3戦目の未勝利戦でダート戦へと転じて一変。初勝利を飾った。1勝クラスの昇級初戦となった百日草特別は再び芝へと戻したが、8着に敗れて休養へ。復帰戦にはダートを選択。しかし、出遅れてまったく思うような競馬ができず14着も、度外視が可能。現に前走はスタートを決めて、そのまま押し切っての2勝目。決して楽なペースではなかっただけに、評価できる内容だった。現状はもまれた時に不安を抱えるが、逃げる形さえ築ければ、勝利を収めた時のような、強い姿を見せられる。展開が鍵を握る。

過去3走の競走成績

  • 2021/03/27 中山 右1800m3歳1勝クラス

    1

  • 2021/02/20 阪神 右1800m3歳1勝クラス

    14

  • 2020/11/08 東京 芝左2000m百日草特別

    8

サラコナン

牡3 兵庫 新井隆太厩舎 通算12戦6勝

父:シビルウォー
母:ロイヤルクリッパー
母の父:アグネスタキオン

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道営3勝馬の底力を兵庫で見せつけている。前走の菊水賞は好位置を確保したものの、これまでのような反応がなく5着に敗れた。だが、この一戦だけで、評価を落とすのは避けたいところ。もともと、気難しい一面を抱えるだけに、ちょっとした気ムラな面をのぞかせた可能性も十分にありえる。実際、前々走の兵庫ユースカップではフワッとした素振りを見せながらも、好位から上がり最速で、重賞を初制覇。着差以上に余裕があったし、能力の高さは相当なもの。まだまだ上昇が見込める好素材で、相手強化は望むところか。JRA馬が相手でも面白い。

エイシンヒビキ

牡3 兵庫 諏訪貴正厩舎 通算12戦1勝

父:ワンダーアキュート
母:エーシンフラクタル
母の父:ケイムホーム

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1勝馬と侮ることなかれ。陣営の期待馬がグンと調子を上げてきた。2歳時からコンスタントに使われ、地道に自己条件を歩んで、力をつけてきた。初めての重賞挑戦となった前走の菊水賞では見せ場たっぷり。後方から強烈な末脚で、3着まで追い上げた。スタートで後手に回りながらの内容だけに、発馬五分だったらと思わせるレースぶり。自在性のある脚質で、展開は不問。切れ味が出てきたのもいい傾向といえるだろう。ここにきて軌道に乗ってきた感がある。ここは対JRA勢で一気に相手は強化されたが、どんな競馬ができるのか注目したい。

(桑原 勲)

注記

当ページは、4月28日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。