注目馬情報

メイショウダッサイ

牡7 JRA 飯田祐史厩舎

父:スズカマンボ
母:スズカブルーム
母の父:スキャターザゴールド

障害通算14戦6勝、障害重賞2勝の7歳牡馬。障害3戦目で初勝利を挙げ、オープン入り後は、すべて3着以内と抜群の安定性を誇る。昨年のこのレースはシングンマイケルの3着、今年4月の中山グランドジャンプは障害界の王者オジュウチョウサンの2着とJ・GⅠではあと1歩のところまで来ている。前走の東京ハイジャンプは半年ぶりの実戦ながら快勝した。休み明けをひとたたきされ、順調に良化している。鞍上(あんじょう)の森一騎手は障害入り後、すべてタッグを組んで息はぴったり。悲願達成へ視界は良好だ。

タガノエスプレッソ

牡8 JRA 五十嵐忠男厩舎

父:ブラックタイド
母:タガノレヴェントン
母の父:キングカメハメハ

障害通算8戦4勝、障害重賞2勝の8歳牡馬。2歳時にはGⅡデイリー杯2歳Sを優勝し、3歳時はクラッシック路線を歩んだ。その後は勝ちきれないレースが続き、ダートに路線を変更した。ここでもワンパンチ足りず、7歳で障害に転向した。ここで才能が開花し、今秋は障害重賞を連勝し、前走はオジュウチョウサンの連勝を13で止めるなど勢いはメンバー中一番といえる。課題は中山大障害コース未経験と、初めて重量63kgを背負うこと。今まで60kgまでしか経験がなく、この点をクリアできるかにかかっている。

ブライトクォーツ

牡6 JRA 荒川義之厩舎

父:ワークフォース
母:レースドール
母の父:クロフネ

障害11戦1勝、6歳牡馬。平地では結果が出なかったが、未勝利の身で1勝クラスに挑戦し2着4回と平地の脚はある。障害4戦目で勝ち上がり、オープン入りした。その後、未勝利だが、昨年の中山大障害を6番人気で2着に好走し、トップクラスで通用することを証明した。今年4月の中山グランドジャンプはオジュウチョウサン、メイショウダッサイの3着。上位2頭とは大差だったが、4着のシンキングダンサーとも大差で、ダッサイ以外とは好勝負できる。7カ月ぶりの京都ジャンプS(2着)を使って良化している。

シンキングダンサー

セ7 JRA 武市康男厩舎

父:コンデュイット
母:スプリングボード
母の父:アサティス

障害24戦5勝、障害重賞1勝、7歳せん馬。障害2戦目で勝ち上がり、センスの高さを見せた。重賞1勝、オープン3勝と実績では少し見劣るが、オジュウチョウサン、シングンマイケルなど障害界の王者たちと戦ってきており、経験値は高い。大崩れをしない安定性が売りでもある。今回は去勢明けで、変わり身があれば一発大駆けがあってもおかしくない。

フォワードカフェ

牡8 JRA 和田勇介厩舎

父:マンハッタンカフェ
母:ベストブート
母の父:Storm Boot

障害10戦1勝、8歳牡馬。障害入り後、2、3着の惜敗が続き、7戦目でようやくオープン入りを決めた。この勝利がきっかけになり、初オープンで2着、続く重賞の東京ジャンプでも2着に好走した。前走の秋陽ジャンプはバランスを崩して落馬してしまったが、ダメージはそれほどなさそう。強敵との対戦はないが、それが逆に未知の魅力でもある。鞍上の石神騎手はオジュウチョウサンとのコンビでJ・GⅠを勝ちまくった。騎手のキャリアも魅力たっぷりだ。

ヒロシゲセブン

牡5 JRA 北出成人厩舎

父:ディープブリランテ
母:ダイイチボタン
母の父:ティンバーカントリー

障害16戦2勝、5歳牡馬。障害勝ち上がりまで10戦を要し、もどかしいレースが続いたが、2走前の東京ハイジャンプで重賞初連対し、強敵がそろった前走秋陽ジャンプでオープン初勝利を挙げた。戦歴では一枚落ちるが、上昇度はこのメンバーでも見劣らない。今年4月の中山グランドジャンプは6着だったが、前進があっても驚かない。

(日刊スポーツ編集部)

注記

当ページの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。