データ分析

前回のハイライト

2番人気のトリオンフが逃げるブラックスピネルの2番手を追走し直線抜け出す。イクシードとの競り合いを頭差しのいだ。58kgのトップハンデを背負いJRA重賞3勝目を飾った。勝ち時計は1分59秒5。

データ分析

ハンデ戦はトップハンデが嫌われる傾向にあるが、意外にも好走している。【2111】で馬券圏内を外したのは1回だけ。信頼できる数字だ。ここ2年は58kgが勝っている。

“4歳から6歳が中心”

4歳と6歳が2勝ずつ挙げていて、5歳が1勝となっている。2着も4歳と5歳が2回ずつで6歳が1回。3着は4歳1回、6歳が3回、7歳が1回。昨年は上位3着を6歳が占めたが、4~6歳が中心になりそうだ。

表1馬齢別成績(過去5年)
馬齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
4歳 2 2 1 11 12.5% 25.0% 31.3%
5歳 1 2 0 7 10.0% 30.0% 30.0%
6歳 2 1 3 16 9.1% 13.6% 27.3%
7歳 0 0 1 17 0% 0% 5.6%
8歳以上 0 0 0 10 0% 0% 0%

“3、4枠が狙い目”

中山2000mはスタートから1コーナーまでの距離が十分あり、枠順の有利不利はそれほどない。この開催はCコースを使うため内枠も芝は荒れていないはずだが、1、2枠勢は2着2回までとなっている。3、4枠の中枠勢が4勝を挙げている。

表2馬番別成績(過去5年)
1着 2着 3着
2016年 4枠5番 5枠7番 6枠10番
2017年 3枠3番 2枠2番 1枠1番
2018年 3枠6番 1枠1番 6枠11番
2019年 6枠11番 8枠15番 1枠1番
2020年 4枠7番 4枠8番 1枠1番

“毎年勝利騎手が替わる”

毎年、勝利騎手が替わっていて、「この騎手」というレースではないが、そんな中でも松岡騎手は2着が3回あり、連対率は8割を誇る。松岡騎手が乗る馬には注意が必要。

表3騎手別成績(過去5年)
騎手 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
池添謙一 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
M. デムーロ 1 0 1 0 50.0% 50.0% 100.0%
吉田豊 1 0 0 1 50.0% 50.0% 50.0%
戸崎圭太 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
松岡正海 1 3 0 1 20.0% 80.0% 80.0%
藤岡佑介 0 1 0 0 0% 100.0% 100.0%
田辺裕信 0 1 0 3 0% 25.0% 25.0%
江田照男 0 0 1 0 0% 0% 100.0%
藤岡康太 0 0 1 0 0% 0% 100.0%
柴山雄一 0 0 1 1 0% 0% 50.0%
内田博幸 0 0 1 3 0% 0% 25.0%

“3番人気の大駆け注”

1番人気は【2012】と勝率、連対率とも4割と微妙な数字。ここ2年は12着、7着と掲示板に載っていない。2番人気は【1103】、3番人気は【2003】。一発の妙味は3番人気。

表4人気別成績(過去5年)
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 2 0 1 2 40.0% 40.0% 60.0%
2番人気 1 1 0 3 20.0% 40.0% 40.0%
3番人気 2 0 0 3 40.0% 40.0% 40.0%
4番人気 0 0 1 4 0% 0% 20.0%
5番人気以下 0 4 3 49 0% 7.1% 12.5%

ここに注目

高齢馬の好走は少なく、「6歳以下」の馬を狙いたい。「松岡騎手」が手綱を取る馬は人気に関係なく買いたい。

(日刊スポーツ編集部)

注記

当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。