第15回 若鮎賞 8/16(土) 盛岡 芝1600m
今シーズン第一弾の2歳重賞『第15回若鮎賞』はキモンイーグルが快勝!初の芝をモノともせず、鮮やかなイン強襲を披露!!
高松亮騎手コメント (2013年6月3日撮影) |
取材・文・写真: 松尾康司(テシオ編集部)、岩手県競馬組合 |
2日前、コパノハートが北海道重賞「フルールカップ」で優勝したのに続き、今年急逝した父コパノフウジンに2つ目の重賞をプレゼントしました。
レースはブリリャントゥノアが逃げ、2番手に1番人気コンクエストオール、3番手外にコパノブライトン。キモンイーグルは4番手内をキープし、先陣をにらむ形でレースを進めました。
直線を向いて粘るブリリャントゥノア、外から伸びてきたコンクエストオールに対し、迷わず最内を突いたキモンイーグルが、鋭く伸びてラスト50mで先頭。そのまま押し切って鞍上・高松亮騎手はガッツポーズでゴールに入りました。
キモンイーグルの兄は芝ダートを問わず活躍し、3歳交流重賞「オパールカップ」(芝1700m)を圧勝した現A級ハカタドンタク。そのときも重馬場での勝利でしたが、まさに血が騒いだ一戦だったと言えるでしょう。
応援に駆けつけたオーナーのドクター・コパさんの目の前で見事な重賞制覇を決めたキモンイーグル。「今後はJRA挑戦も視界に入れながら、ローテーションを決めたいと思っています」とドクター・コパさんはコメント。
キモンイーグルのこれからの動向にも目が離せなくなりました。