
牡8 JRA 松下武士厩舎 通算31戦13勝
父:スマートファルコン
母:ネイティヴコード
母の父:アグネスデジタル

1400m~1600mがぴったりで、先行力があって小回り向き。JpnIを3勝し、このレースも目下3連勝と実績実力ともに文句なし。前走のかきつばた記念はスタートの体勢がひと息でハナを切れなかったうえ、ハイペースでの大逃げの2番手で自分のリズムで運べず、勝負どころでは内外から早めに交わされる厳しい展開に。それでも1ハロン標まではバテずに踏ん張っていたし、休み明けで17kg増を考えても悪くない内容。もともとが叩き良化型で、ここ2年もかきつばた記念敗退から巻き返しているし、使ったあとも順調で、順当に上積みが見込める。すんなりと先行して自分の形で運べれば、4連覇の偉業達成も十分見えてくる。
(競馬ブック・三浦幸太郎)
牡4 JRA 友道康夫厩舎 通算11戦6勝
父:Into Mischief
母:オリーズキャンディ
母の父:Candy Ride

新馬戦はのちに全日本2歳優駿を勝ったミリアッドラヴに半馬身差の2着。2戦目で6馬身差の圧勝を収め、素質の高さを示した。1勝クラス、2勝クラスを連勝し、3勝クラスは昇級2戦目で勝ち上がり。コールドムーンSでは差し脚を生かす競馬で快勝。重賞初挑戦となった根岸Sでは、直線で馬群を捌くことにやや手間取り、上位2頭とは仕掛けのタイミングに差が出たが、渋太く差を詰めて0秒2差の3着となった。続くかきつばた記念では、地方のダート、小回り、久々の右回りをこなし、鋭い末脚で後続を3馬身突き放して勝利した。今回は5勝を挙げた1400m。初の高知でも前走の経験が生かせそう。攻め駆けするタイプではなく、当日の状態に注目。
(研究ニュース・森田美菜)
牡6 JRA 安田翔伍厩舎 通算19戦7勝
父:ロードカナロア
母:オーシュペール
母の父:ダイワメジャー

2戦目でダートへ転向し即勝利すると、以降は着実に力をつけ、昨年のかきつばた記念で重賞初勝利。その後3戦は善戦止まりだったが1600mはやや長い印象で、距離を短縮した根岸Sは直線で進路確保にやや時間を要したが開くとビュッと抜け出し重賞2勝目。馬群を苦にせず、むしろ前に馬を置いて我慢を利かせた方が直線の爆発力につながる印象。先行差し自在で併せる形になっても渋太い。難しいところがあり、かきつばた記念は初の右回りで「ちょっと乗りづらかった」と鞍上。今回はそれ以来の右回りだが、当時も勝ち切っており実戦でも2度目。そこまで気にする必要もないだろう。当初ドバイを目標にしていたこともあり、順調に乗り込まれている。
(競馬ブック・森田昌樹)
牡4 JRA 長谷川浩大厩舎 通算13戦4勝
父:ドレフォン
母:ダイアナヘイロー
母の父:キングヘイロー

前走のかきつばた記念では新味を見せた。これまでは好位のポジションでじっと競馬をすることが多かったが、外枠とあって序盤は中団少し後ろ。道中で徐々に位置を上げつつ、ずっと外を回らされていた。その分、2着馬には差されたが、自分から動いていく競馬ができたことは収穫だ。ただ、勝ち馬とはコンマ7秒の差。2kgの斤量差があったとはいえ、逆転は容易ではなさそう。中間の調整については、もともと攻め駆けしないタイプなので派手さはなくても問題なし。ただ、坂路主体の調整はこれまで通りでも併せ馬ではやっていない点が少し気になる。間隔が詰まっていると言えばそれまでだが、過去にはやっていた。当日の気配に注意したい。
(研究ニュース・小野颯真)
牡7 兵庫 保利良平厩舎 通算33戦17勝
父:コパノリッキー
母:バヤル
母の父:フレンチデピュティ

前走の名古屋・かきつばた記念は、直線もうひとつ伸び切れず6着。同馬を管理される保利良平調教師は「スタート出遅れから前を追いかけていったことが影響したのだと思います。レース間隔が少し開いていた点も結果的にはよくなかったのかもしれません」と伸びあぐねた原因を分析。その点、今回の中間調教気配からは良化の兆しも見られている様子。「調教馬場入りで気難しい面が出ていますが、これは昨年好走時にも見られていましたし、調子が上がっている証拠だと捉えています」と師談。昨年の黒船賞ではキックバックに怯んで消化不良のレースに。今回はそのリベンジ戦でもある。師も「福永洋一記念での勝ち振りからも馬場自体は合っていると思います。コース的にも前走以上に楽しみはあります」とコメント。巻き返しに要注意だ。
(中司 匡洋)
牡4 JRA 雑賀正光厩舎 通算16戦7勝
父:トランセンド
母:オトリコミチュウ
母の父:ブラックタイド

母がオトリコミチュウで兄が高知でも活躍したチョメチョメ(現浦和)。JRA1勝クラスから昨秋に移籍してきた時には内田玄祥オーナーらしい面白い馬名の一頭といったイメージにすぎなかったが、3戦目に当地初勝利を飾るとそこからあれよあれよの6連勝と大出世を果たしている。特に黒船賞の選考競走である大高坂賞、だるま夕日賞はペース的にも全く異なるレース展開だったが難なく対応し快勝。名実ともに地元勢の代表格となった。最大の武器は永森大智騎手が再々、口にする「操縦性の良さ」。更に明けて4歳になったばかりの若馬でもありどこまで成長するのか計り知れない面がある。先々の展望も含め、実り多きチャレンジとなることを期待したい。
(風間 恒一)
注記
当ページは、3月19日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。