レース紹介 Introduction

かつては3歳馬による準重賞として行われていたが、2023年度(24年)から3歳ダート三冠競走の前哨戦のひとつとして、中央と交流のJpnIIIとなった。1着の地方馬には、一冠目の大井・羽田盃JpnIへの優先出走権が付与される。距離は羽田盃JpnIと同じ1800m。24年は前走が芝のホープフルステークスGIだった牝馬アンモシエラ(JRA)が勝ち、羽田盃JpnI・2着、東京ダービーJpnI・3着と牡馬相手の三冠で好走した。(栗田 勇人)

実施日
2025年1月22日(水)
競馬場
船橋競馬場
距離
ダート左回り 1800m
出走資格
サラブレッド系3歳
1着賞金
2400万円
負担重量
JRA所属馬は2025年1月10日までの収得賞金500万円超、地方所属馬は2025年1月10日までの地方所属時の総収得賞金1200万円超で1kg増
  • 2024年 アンモシエラ ゴール前3頭の追い比べ制す

    2024年 アンモシエラ ゴール前3頭の追い比べ制す

レース体系

体系図の要素説明
ブルーバードカップ 体系図

歴史

1956年の創設から97年まではアラブ系3歳馬の重賞として行われた。サラ系(オールカマー)3歳馬の重賞となった98年の2着アトミックサンダー(船橋)はのちの東京ダービー馬。03年にはナイキアディライト(船橋)が当レースから重賞4連勝で東京ダービーを制すと、同年のNARグランプリ3歳最優秀馬に選出された。06〜16年は特別戦で、その後は準重賞として行われていたが、23年度(24年)からJpnIIIのダートグレード競走となった。(栗田 勇人)

コース紹介

船橋・左1800メートル

ブルーバードカップ コース

舞台となる船橋競馬場は1周1400mの左回り。入口のコーナーが緩やかで、出口のコーナーがきついスパイラルカーブを南関東で唯一、採用している。スピードを落とさず進入して、4コーナーでは馬群がばらけやすいため差し馬も勢いを維持したまま直線を迎える。ブルーバードカップJpnIIIが行われる1800mは、フルゲート14頭。4コーナー奥のポケットからスタートしてホームストレッチいっぱいを使ってポジション争いができるため、枠による差はない。(前田 恒)

昨年の競走成績

  • 2024年 第50回

    昨年の競走成績 2024

    2024年1月17日(水)
    船橋 左1800m
    天候:晴 馬場:良

    1着 アンモシエラ 1:55.9 2人気
    2着 エコロガイア クビ 4人気
    3着 バロンドール ハナ 1人気

アクセス

開催場所
船橋競馬場(千葉県船橋市若松1-2-1)
公共交通機関
京成電鉄「船橋競馬場駅」
⇒徒歩:南口から約5分
JR「南船橋駅」
⇒徒歩:北口から約10分
車・タクシー
「成田国際空港」から約50分
JR「東京駅」から約40分
京葉道路「花輪I.C.」から約5分
東関東自動車道「谷津船橋I.C.」から約18分
駐車場
640台(本場開催中 2000円)
HP
http://www.f-keiba.com/