大井1200mで行われる東京スプリントでは、中央との交流になった2009年以降の過去13回で、地方馬は2勝を挙げ2着5回、3着6回と健闘が目立っている。特に近年は、キタサンミカヅキ(船橋)が18年2着で、19年1着。20年のJBCスプリントJpnIを制して、NARグランプリ20の年度代表馬に選出されたサブノジュニア(大井)は20年、21年でともに2着と好走。中央勢と互角の走りを見せているように、地方馬の存在感が増している。(前田 恒)
- 実施日
- 2022年4月20日(水)
- 競馬場
- 大井競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1200m
- 出走資格
- サラブレッド系4歳以上
- 1着賞金
- 2700万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量56kg、牝馬2kg減)
2022年4月15日まで、GI/JpnI競走1着馬2kg増、GII/JpnII競走1着馬1kg増(ただし2歳時の成績を除く)
2021年 リュウノユキナ 北海道デビュー馬が6歳で素質開花
2020年 ジャスティン ゆかりの地でのタイトル奪取
2019年 キタサンミカヅキ 進化する9歳馬が若馬を圧倒
歴史
1991年に創設された東京シティ盃(1400m)が前身。07年には現在と同じ距離1200mになり、その年の勝ち馬フジノウェーブ(大井)は、秋に同舞台で行われたJBCスプリントJpnIで、地方馬としてはじめてJBC競走制覇を成し遂げている。09年4月の第20回からJpnIIIのダートグレードへ格上げされ、かしわ記念JpnI、さきたま杯JpnIIといったレースの前哨戦的な位置づけとなっている。(前田 恒)
コース紹介
大井・右1200メートル
舞台となる大井競馬場は1周1600m(外回り)の右回りで、直線は386mと地方競馬の中では最も長い。広々としたコース形態で、どの馬も力を発揮しやすい。東京スプリントJpnIIIが行われる1200m(外回り)は、フルゲート16頭。2コーナー出口付近からスタートするため長い向正面を使ってポジション争いが繰り広げられる。3コーナーまでに内へ潜りこまないと外を回らされるため基本的には内枠が有利とされるが、ダッシュ力のある馬なら外枠でも問題ない。当日の馬場や展開次第では追い込み勢も台頭できる。(前田 恒)
過去5年の競走成績
-
2021年 第32回
2021年4月14日(水)
大井 右1200m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
リュウノユキナ | 1:11.5 | 1人気 |
2着 |
サブノジュニア | アタマ | 2人気 |
3着 |
キャンドルグラス | 3/4 | 5人気 |
-
2020年 第31回
2020年4月8日(水)
大井 右1200m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ジャスティン | 1:10.9 | 3人気 |
2着 |
サブノジュニア | 1 1/4 | 5人気 |
3着 |
キャンドルグラス | 2 | 7人気 |
-
2019年 第30回
2019年4月10日(水)
大井 右1200m
天候:雨 馬場:不良
1着 |
キタサンミカヅキ | 1:11.6 | 4人気 |
2着 |
コパノキッキング | 1 | 2人気 |
3着 |
ヒロシゲゴールド | クビ | 1人気 |
-
2018年 第29回
2018年4月18日(水)
大井 右1200m
天候:晴 馬場:不良
1着 |
グレイスフルリープ | 1:11.8 | 6人気 |
2着 |
キタサンミカヅキ | 1 1/2 | 4人気 |
3着 |
ネロ | 1/2 | 3人気 |
-
2017年 第28回
2017年4月19日(水)
大井 右1200m
天候:晴 馬場:稍重
1着 |
キタサンサジン | 1:12.7 | 1人気 |
2着 |
ブライトライン | アタマ | 3人気 |
3着 |
レーザーバレット | 1 1/4 | 4人気 |
アクセス
- 開催場所
- 大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
- 公共交通機関
- 東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「大井町駅」
⇒京急・東急バス(無料):中央口東7番停留所乗車
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
- 駐車場
- 1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
- HP
- http://www.tokyocitykeiba.com/