注目馬情報 Attention

リュウノユキナ

牡6 JRA 小野次郎厩舎 通算38戦9勝

父:ヴァーミリアン
母:ネオカラー
母の父:クロフネ

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道営デビューで3歳の秋に中央へ移籍して、2020年に初春S(3勝クラス)を勝ちOP馬の仲間入りを果たす。OP6戦目となったながつきSで変わり身を見せて2着になると、続く室町Sでも8番人気の低評価を覆して2着と好走。その後ジャニュアリーS、大和SでOP連勝。東京スプリントでは4番手を追走から直線で抜け出して重賞初制覇を飾った。北海道スプリントカップでは最後の直線でヒロシゲゴールドとの一騎打ちの争いに1/2馬身差敗れたが、続くクラスターカップでは6番手を追走から3~4コーナーで進出すると、直線では内から脚を伸ばし後続馬を引き離しての快勝で重賞2勝目を挙げた。走りが安定してきて充実の一途でここも勝機は十分だ。

レッドルゼル

牡5 JRA 安田隆行厩舎 通算17戦7勝

父:ロードカナロア
母:フレンチノワール
母の父:フレンチデピュティ

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昨年2月に3勝クラスを勝ってOP馬となると、コーラルSで連勝して存在感を示した。年末のカペラSでは前が有利な流れでありながら、直線10番手から鋭い伸び脚でクビ差の2着と好走。年明け初戦となった根岸Sでも同様に終いの脚を生かす競馬で重賞タイトルを獲得するとともに、父ロードカナロアに初のJRAダート重賞勝利を届けた。フェブラリーSでは4着だったが初のG1でマイル戦ということを考えれば上々。ドバイ遠征でも2着と日本馬の意地を見せ、これまでの実績からみても主力候補であることは間違いない。

コパノキッキング

セ6 JRA 村山明厩舎 通算23戦10勝

父:Spring At Last
母:セラドン
母の父:ゴールドヘイロー

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重賞4勝の実績馬。2019年のこのレースでは逃げの手を打つと直線でも楽な手応えで2着馬に4馬身差付けて快勝した。連覇がかかった昨年はスタートが一息で後方からの競馬となって3着という結果で連覇は逃したものの、終いはしっかりと伸びていたことは評価できる。前走のサマーチャンピオンは斤量59キロを背負いながらも3着と馬券圏内は確保。実績のあるレースでチャンスは十分だ。

サクセスエナジー

牡7 JRA 北出成人厩舎 通算36戦12勝

父:キンシャサノキセキ
母:サクセスアイニー
母の父:ジャングルポケット

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これまで挙げた重賞5勝はすべてダートグレード競走でコーナーが4つの1400mだが、2019年にはこのレースで3着になっていて1200mは守備範囲。サマーチャンピオンでは急遽の手替わりで1コーナーでは膨れるシーンがありながら2着と好走。前走のテレ玉杯オーバルスプリントではトップハンデの59キロを背負い、前に行った馬が有利な展開で7着に敗れた。しかし大井の外回りコースなら直線を生かす競馬ができ、巻き返しが期待できる。

サブノジュニア

牡7 大井 堀千亜樹厩舎 通算41戦12勝

父:サウスヴィグラス
母:サブノイナズマ
母の父:カコイーシーズ

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6歳となった昨年アフター5スター賞を勝って重賞初制覇を達成すると、JBCスプリントでは直線で後方から脚を伸ばし前にいた馬たちを捕らえてG1のビッグタイトルを手にし、その年の年度代表馬にも輝いた。今年春に行われた東京スプリントでは鋭い脚で迫ったもののアタマ差届かずリュウノユキナに敗れはしたが決して力負けではない。東京盃には昨年に引き続き2度目の出走になるし、地元の1200mでは11勝を挙げていて得意の舞台だけに18年キタサンミカヅキぶりの地方馬Vに期待がかかる。

ワールドリング

牡3 船橋 張田京厩舎 通算13戦5勝

父:トゥザワールド
母:スパイラルリング
母の父:エンドスウィープ

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ダービーまでは中長距離を中心に使われていて、優駿スプリントで短距離路線にシフト。好位からレースを進めると、直線では外に持ち出してから鋭く伸び、1番人気のハートプレイスに2馬身差付けて勝利。前走のアフター5スター賞では初めての古馬との対戦にもかかわらず、直線で脚を伸ばすと内から迫ってきたニシノレオニダスを退けて重賞連勝を果たした。中央馬が入って更なる相手強化でも、伸び盛りの3歳馬だけに軽視はできない。

(豊岡 加奈子)

注記

当ページは、9月30日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。