小回りで直線の短い浦和競馬場が舞台となる。浦和のダートグレード競走は地方馬の好走が目立ち、中央との交流重賞になった2011年以降、13年にはセイントメモリー(大井)が勝利し、18・19年にはノブワイルド(浦和)が連覇を達成、2着3着にも南関東勢が計9頭と比較的好成績を収めている。(前田 恒)
- 実施日
- 2021年9月23日(祝木)
- 競馬場
- 浦和競馬場
- 距離
- ダート左回り 1400m
- 出走資格
- サラブレッド系 3歳以上
- 1着賞金
- 2100万円
- 負担重量
- グレード別定(基準重量 3歳52kg、4歳以上54kg、牝馬2kg減)
ただし下記①~③のとおり加増する(2歳時の成績を除く)
① 2021年9月10日まで、GI・JpnI競走1着馬5kg増、GII・JpnII競走1着馬3kg増、GIII・JpnIII競走1着馬1kg増
② ①の重量に加え、G・Jpn競走通算3勝以上馬は1kg増、さらに2勝ごとに1kg増
③ 負担重量の上限は3歳58kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減
2020年 サクセスエナジー 強気の競馬で58キロでも貫禄勝ち
2019年 ノブワイルド 好スタートから逃げ切り連覇
2018年 ノブワイルド ロケットスタートから逃げ切る
歴史
1991年にテレビ埼玉杯(1900m)として創設。第1回の覇者レインボーアカサカ(船橋)は、JRA時代に武蔵野ステークス(当時オープン特別)勝ちがある実績馬だった。05年に1400mへ距離短縮となり、08年からはオーバルスプリントの名称に改められている。施行時期は何度か変更されているものの、現在と同じ秋になったのはJRAとの交流重賞になった11年。13年からJpnIII格付となり、近年では地元浦和・小久保智厩舎の活躍が目立つレースだ。(前田 恒)
コース紹介
浦和・左1400メートル
舞台となる浦和競馬場は1周1200m・左回り。小回りで直線が220mと短い点が特徴。必然的に前が有利なコース形態となっており、先行力や器用さが求められる。テレ玉杯オーバルスプリントJpnIIIが行われる1400mは、フルゲート12頭。直線入口付近からスタートして1コーナーまでの距離は約280m。ロスなく立ち回れる内枠の先行馬が有利とされるが、枠順や騎手のコース取り、ペース判断が命運を分ける。(前田 恒)
過去5年の競走成績
-
2020年 第31回
2020年9月22日(火)
浦和 左1400m
天候:曇 馬場:良
1着 |
サクセスエナジー | 1:26.7 | 3人気 |
2着 |
ベストマッチョ | 2 | 4人気 |
3着 |
ノブワイルド | ハナ | 1人気 |
-
2019年 第30回
2019年9月12日(木)
浦和 左1400m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
ノブワイルド | 1:25.3 | 3人気 |
2着 |
ワイドファラオ | 1 1/2 | 2人気 |
3着 |
ヤマニンアンプリメ | 1 1/2 | 1人気 |
-
2018年 第29回
2018年9月24日(月)
浦和 左1400m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
ノブワイルド | 1:26.1 | 4人気 |
2着 |
オウケンビリーヴ | 3/4 | 2人気 |
3着 |
トーセンハルカゼ | ハナ | 9人気 |
-
2017年 第28回
2017年9月20日(水)
浦和 左1400m
天候:曇 馬場:稍重
1着 |
サイタスリーレッド | 1:25.1 | 2人気 |
2着 |
レーザーバレット | 2 | 5人気 |
3着 |
ブルドッグボス | 1 1/2 | 3人気 |
-
2016年 第27回
2016年9月15日(木)
浦和 左1400m
天候:曇 馬場:重
1着 |
レーザーバレット | 1:25.8 | 5人気 |
2着 |
ソルテ | 1/2 | 1人気 |
3着 |
レガルスイ | 2 | 7人気 |
アクセス
- 開催場所
- 浦和競馬場(埼玉県さいたま市南区大谷場1-8-42)
- 公共交通機関
- JR「南浦和駅」
⇒無料バス:東口専用のりばから約5分
⇒徒歩:東口から約15分
JR「浦和駅」
⇒徒歩:東口から約15分
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約60分
JR「大宮駅」から約30分
東北自動車道「浦和I.C.」から約15分
東京外環自動車道「川口西I.C.」から約10分
- 駐車場
- 711台(無料)
※南関場外時1161台(無料)、JRA場外時711台(1000円)
- HP
- http://www.urawa-keiba.jp/