注目馬情報 Attention

マスターフェンサー

牡5 JRA 角田晃一厩舎 通算19戦7勝

父:ジャスタウェイ
母:セクシーザムライ
母の父:Deputy Minister

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2歳暮れに芝からダートを使われてポンポンと2連勝。3歳5月にアメリカ遠征でケンタッキーダービー6着など3戦。その帰国直後に3勝目、年明けには4勝目をマークしてオープン入り。快進撃の始まりは昨年のマーキュリーカップで先団5頭を見る形で追走し、多少のズブさもあったが直線外へ持ち出すと一気に突き抜けてグレード初勝利。白山大賞典ではロードレガリスとのマッチレースをクビ差制して勝負強さ発揮。名古屋グランプリはロードゴラッソに2馬身差の完勝でグレード3連勝を飾った。直前の平安ステークスは11着でも、盛岡コースに実績があり昨年より今年は時計のかかる馬場状態もプラス材料となりそう。

ヒストリーメイカー

牡7 JRA 新谷功一厩舎 通算34戦14勝

父:エンパイアメーカー
母:チヨノドラゴン
母の父:バブルガムフェロー

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3歳9月デビューで中央2戦が大敗。4歳春に金沢移籍、最下級条件からA級まで駆け上げり15戦10勝と新天地で素質開花。5歳を迎えて中央に再転入、1月に500万下、2月に1000万下、12月に3勝クラスを勝利してオープン入り。6歳2月リステッド競走・仁川ステークスを制し、7月マーキュリーカップを3コーナーで早めに先頭に立ち結果マスターフェンサーに1秒1差の4着も先行馬には厳しい流れを思えば好内容。11月みやこステークス2着、暮れの東京大賞典で勝ったオメガパフュームのクビ+1/2+ハナ差の4着と接戦を演じる。今年はマーチステークス、アンタレスステークスで連続2着と近走は堅実な走りが目を引く。

バンクオブクラウズ

牡4 JRA 石坂公一厩舎 通算14戦4勝

父:ロージズインメイ
母:サマーロコガール
母の父:キングカメハメハ

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デビュー3戦目の3歳1月の京都ダート1900mで初勝利。その年に夏の新潟レパードステークスがダートグレード競走初挑戦で14着も秋の東京で3勝目となり、今年2月に3勝クラス金蹄ステークスを制してオープン入り。3月にダートグレード競走2度目の挑戦は名古屋大賞典で1周目の3コーナーで端を主張、しぶとく粘ってクリンチャーの2着と人気以上の走り。リステッド競走・ブリリアントステークス、前走のオープン特別スレイプニルステークスともに2着と充実ぶり著しい4歳馬。スタミナ勝負に自信あり、逃げから差しまで多彩な戦法も強みとなりそう。

過去3走の競走成績

デルマルーヴル

牡5 JRA 戸田博文厩舎 通算22戦4勝

父:パイロ
母:カリビアンロマンス
母の父:コマンズ

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2歳8月の新馬戦は4着も、2戦目より兵庫ジュニアグランプリまで3連勝。その勢いで挑んだ暮れの川崎・全日本2歳優駿は直線外から一気の強襲で勝ち馬ノーヴァレンダにアタマ差の2着。3歳春に海外遠征でUAEダービー4着、戻ってきてジャパンダートダービー、レパードステークス、白山大賞典ともに3連続で2着を記録。12月に名古屋グランプリを豪快に差し切ってダートグレード競走2勝目。翌年1月には川崎記念3着、夏のマーキュリーカップはバックストレッチから早めに動いて4コーナー先頭の好内容でマスターフェンサーの2着。日本テレビ盃でも2着と充実期。近走はメンバーも揃って低調でも、盛岡コース経験が強みとなるか。

クインズサターン

牡8 門別 安田武広厩舎 通算40戦10勝

父:パイロ
母:ケイアイベローナ
母の父:クロフネ

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8月の札幌2歳新馬戦勝ち。3歳時にユニコーンステークス5着。勝利を積み重ねて4歳秋にオープン入り初戦が武蔵野ステークス10着。5歳春にはマーチステークス2着、アンタレスステークス3着、平安ステークス3着と続けて好走。この年11月の武蔵野ステークスで2着とダートグレード競走で安定感ある走り。6歳を迎えて伸び悩むが、浦和で行われたJBCクラシック4着。翌年春に南関東へ移籍して4走するも、大井記念では競走中止のアクシデント。夏にホッカイドウ競馬へ移籍し、4連勝でシーズンを締めくくる道営記念を制覇。今年もコスモバルク記念を勝利、赤レンガ記念2着と順調にきており力負けはない。

エンパイアペガサス

牡8 岩手 佐藤祐司厩舎 通算47戦24勝

父:エンパイアメーカー
母:ステージトリック
母の父:Distorted Humor

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16年の岩手ダービー馬。重賞5連勝で挑んだダービーグランプリは地の利もあるが2着。冬場に南関東へ移籍した2月船橋・報知グランプリカップを逃げ切り。岩手に戻り6月一條記念みちのく大賞を勝利し、11月浦和記念でダートグレード競走初挑戦も6着という結果に。暮れの大一番では桐花賞を圧勝。充実期の5歳を迎えて4月笠松に遠征し、オグリキャップ記念では後続に2秒8差をつける大楽勝劇。この年マーキュリーカップ7着と健闘。6歳、7歳と順調に勝利を積み重ねて今年も衰えることなく、前走では3度目の一條記念みちのく大賞を制す。地方重賞18勝と岩手の顔として君臨。

(峯村 正利)

注記

当ページは、7月17日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。