古馬牝馬による2100m戦。ダート交流重賞となった直後は、1995・96年ホクトベガ、97・98年シルクフェニックス、99・00年ファストフレンドとJRA馬の連覇が続いた。地方馬では、03年のジーナフォンテンを皮切りに、05年プルザトリガー、06年ローレルアンジュ、07年トーセンジョウオーと、いずれも船橋所属馬が5年間で4勝という活躍を見せたが、以降はJRA馬の勝利が続いている。(斎藤 修)
- 実施日
- 2021年3月4日(木)
- 競馬場
- 川崎競馬場
- 距離
- ダート左回り 2100m
- 出走資格
- サラブレッド系 4歳以上牝馬
- 1着賞金
- 3500万円
- 負担重量
- 55kg
2021年2月27日までGI・JpnI競走1着馬2kg増、GII・JpnII競走1着馬1kg増(ただし、2歳時の成績を除く)
2020年 アンデスクイーン 直線抜け出しラストランを飾る
2019年 プリンシアコメータ 苦心の調整で重賞3勝目
2018年 アンジュデジール 思い通りに運びゴール前差し切る
歴史
川崎デビューで1951年に中央のオークスを制したキヨフジの名を冠し、牝馬重賞の「キヨフジ記念」として55年に創設された。当初距離は1800m、1700m、2000m、2200mとさまざまに変遷、60年からしばらく2000mで争われたが、98年に現在と同じ2100mになった。95年からJRAとの交流重賞となり、97年にGIIに格付けされた。91年から「キヨフジ記念」は副称となり「エンプレス杯」に名称変更。81年の勝ち馬スターライヒ、85年のガールライヒは、キヨフジのひ孫。01年までは夏に実施されていたが、03年からは2月下旬または3月上旬に移行された。なお12年は降雪のため取止めとなった。(斎藤 修)
コース紹介
川崎・左2100メートル
川崎2100mは向正面の2コーナー付近からスタートして、最初のコーナーまで約400m。1周1200mの馬場を1周半以上するコース形態で、南関東の中でも特にタイトなコーナーを6回通過する。1周目のスタンド前の直線でペースが緩むことも多く、位置取りと展開の読みがポイントとなる。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2020年 第66回
2020年3月5日(木)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:稍重
1着 |
アンデスクイーン | 2:16.9 | 1人気 |
2着 |
ナムラメルシー | 1 1/2 | 8人気 |
3着 |
パッシングスルー | 2 | 3人気 |
-
2019年 第65回
2019年2月27日(水)
川崎 左2100m
天候:曇 馬場:良
1着 |
プリンシアコメータ | 2:15.3 | 2人気 |
2着 |
ブランシェクール | 2 | 8人気 |
3着 |
ビスカリア | 1 1/2 | 1人気 |
-
2018年 第64回
2018年2月28日(水)
川崎 左2100m
天候:曇 馬場:良
1着 |
アンジュデジール | 2:16.3 | 4人気 |
2着 |
プリンシアコメータ | 1 1/2 | 1人気 |
3着 |
サルサディオーネ | ハナ | 6人気 |
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2017年 第63回
2017年3月1日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ワンミリオンス | 2:17.0 | 1人気 |
2着 |
リンダリンダ | 2 | 4人気 |
3着 |
ヴィータアレグリア | 3/4 | 6人気 |
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2016年 第62回
2016年3月2日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
アムールブリエ | 2:18.1 | 1人気 |
2着 |
ヴィータアレグリア | 1 | 5人気 |
3着 |
ティンバレス | 3/4 | 2人気 |
アクセス
- 開催場所
- 川崎競馬場(神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1)
- 公共交通機関
- 京浜急行電鉄「港町駅」
⇒徒歩:南口から3分
京浜急行電鉄「京急川崎駅」
⇒徒歩:中央口から12分
JR「川崎駅」
⇒徒歩:東口から15分
⇒無料バス:川崎駅地下街26番出口(21番のりば)乗車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約20分
東海道新幹線「品川駅」から約35分
首都高速神奈川1号横羽線、6号川崎線「大師出入口」から約10分
- 駐車場
- 730台(500円、南関場外時は無料)
- HP
- http://www.kawasaki-keiba.jp/