年が明けて最初に行われる牝馬ダートグレード競走。1998年の第1回を笠松のトミケンクインが勝ち、00年ヤマノリアル(船橋)、01年ベラミロード(宇都宮)、03年ネームヴァリュー(船橋)と、当初は地方馬の活躍が目立った。13年以降はJRA馬が9連勝となっている。13・14年にはメーデイアで濱中俊騎手が連覇、17・18年には戸崎圭太騎手、19・20年には森泰斗騎手と、近年は騎手の連覇が目立っている。(前田 恒)
- 実施日
- 2021年1月20日(水)
- 競馬場
- 大井競馬場
- 距離
- ダート右回り 外1800m
- 出走資格
- サラブレッド系 4歳以上牝馬
- 1着賞金
- 2200万円
- 負担重量
- 賞金別定(基準重量 54kg)
2021年1月15日までの総獲得賞金額が4歳は4500万円、5歳は5000万円、6歳以上は5500万円毎に1kg増
2020年 マドラスチェック 手応え十分直線一騎打ちを制す
2019年 ビスカリア 混戦の牝馬戦線は波乱の決着
2018年 ミッシングリンク ダート3戦目で重賞初制覇
歴史
1998年に創設された大井ではじめての牝馬ダートグレード競走。03年までは2000mで実施されていた。01年の勝ち馬ベラミロード(宇都宮)は、前年の東京盃GIIを大井1200mのコースレコードタイ(当時)で勝利しており、800mの距離延長でも抜群の強さを発揮した。川崎のエンプレス杯JpnIIへもつながるレースで、近年では、11年ラヴェリータ、17年ワンミリオンス(ともにJRA)が連勝を成し遂げている。(前田 恒)
コース紹介
大井・右1800メートル
舞台となる大井競馬場は1周1600m(外回り)の右回りで、直線は386mと地方競馬の中では最も長い。広々としたコースも特徴で、どの馬も力を発揮しやすく見ごたえのあるレースが展開される。TCK女王盃JpnIIIが行われる1800m(外回り)は、フルゲート16頭。スタート地点から1コーナーまでは距離があり、直線が長いぶん展開次第では差しや追い込みも決まる。(前田 恒)
過去5年の競走成績
-
2020年 第23回
2020年1月22日(水)
大井 右1800m
天候:曇 馬場:重
1着 |
マドラスチェック |
1:54.3 |
5人気 |
2着 |
アンデスクイーン |
ハナ |
2人気 |
3着 |
メモリーコウ |
3 |
3人気 |
-
2019年 第22回
2019年1月23日(水)
大井 右1800m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ビスカリア |
1:53.3 |
6人気 |
2着 |
マルカンセンサー |
5 |
9人気 |
3着 |
ラビットラン |
1 3/4 |
1人気 |
-
2018年 第21回
2018年1月24日(水)
大井 右1800m
天候:晴 馬場:不良
1着 |
ミッシングリンク |
1:53.9 |
2人気 |
2着 |
ブランシェクール |
2 |
4人気 |
3着 |
ラインハート |
1 1/2 |
6人気 |
-
2017年 第20回
2017年1月25日(水)
大井 右1800m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ワンミリオンス |
1:54.1 |
2人気 |
2着 |
リンダリンダ |
3/4 |
7人気 |
3着 |
ホワイトフーガ |
アタマ |
1人気 |
-
2016年 第19回
2016年1月13日(水)
大井 右1800m
天候:晴 馬場:良
1着 |
ホワイトフーガ |
1:53.8 |
1人気 |
2着 |
パワースポット |
1 1/4 |
4人気 |
3着 |
タマノブリュネット |
3 |
3人気 |
アクセス
- 開催場所
- 大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
- 公共交通機関
- 東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「大井町駅」
⇒京急・東急バス(無料):中央口東7番停留所乗車
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
- 駐車場
- 1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
- HP
- http://www.tokyocitykeiba.com/