データ分析

前回のハイライト

1番人気ヒカリオーソが逃げたが、1周目のスタンド前で一気に8番人気オールブラッシュが先頭。徐々に差を広げた。内々で我慢していた6番人気タービランスが直線で詰め寄り、最後の最後に大接戦。1着は鼻差でオールブラッシュ。勝ち時計は2分14秒7。

データ分析

過去10年の所属別成績は船橋3勝、大井3勝、川崎2勝、金沢1勝、兵庫1勝という内訳。1月3日に固定され、近年は正月開催のなくなった金沢から遠征馬が多く参戦している。南関東以外の勝利は少ないが、一概に軽視できないか。馬券圏内の頭数は船橋12頭、大井8頭、川崎6頭、浦和2頭、金沢1頭、兵庫1頭で、活躍の中心は船橋。

“高齢馬でも勝利”

勝ち馬の年齢は過去10年では4歳2頭、5歳1頭、6歳3頭、7歳2頭、8歳2頭。ここ5年の傾向通り、明け4歳から8歳まで、ほぼまんべんなく勝利している。9、10歳にしても2、3着はあり、幅広い年齢が好走している。

表1馬齢別成績(過去5年)
馬齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
4歳 1 0 1 8 10.0% 10.0% 20.0%
5歳 1 0 1 4 16.7% 16.7% 33.3%
6歳 1 1 0 7 11.1% 22.2% 22.2%
7歳 1 2 1 8 8.3% 25.0% 33.3%
8歳以上 1 2 2 24 3.5% 10.3% 17.2%

“枠の優位差なし”

出走頭数に若干の増減はあるが、過去10年に限れば12頭以上で推移。2勝で並ぶ5枠、7枠、8枠は2頭枠だ。唯一、未勝利の2枠にしても2着3回。枠順による傾向は少ない。強いて挙げるなら馬券圏内5回の3枠、5枠が優勢か。

表2馬番別成績(過去5年)
1着 2着 3着
2016年 7枠9番 2枠2番 5枠5番
2017年 6枠9番 3枠3番 7枠11番
2018年 3枠3番 2枠2番 4枠5番
2019年 1枠1番 4枠4番 5枠5番
2020年 5枠7番 3枠4番 4枠6番

“騎手も甲乙なし”

5人が各1勝。3着1回の差で吉原寛人騎手が1歩リードだが、勝利騎手よりも、むしろ未勝利の騎手の方が注目か。4回騎乗して馬券圏内3回の真島大輔騎手は好相性といっていいだろう。これに続くのは馬券圏内2回の森泰斗騎手、笹川翼騎手。

表3騎手別成績(過去5年)
騎手 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
吉原寛人 1 0 1 3 20.0% 20.0% 40.0%
岡部誠 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
本橋孝太 1 0 0 1 50.0% 50.0% 50.0%
今野忠成 1 0 0 1 50.0% 50.0% 50.0%
的場文男 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
真島大輔 0 2 1 1 0% 50.0% 75.0%
森泰斗 0 2 0 2 0% 50.0% 50.0%
笹川翼 0 1 1 0 0% 50.0% 100.0%
山崎誠士 0 0 1 1 0% 0% 50.0%
御神本訓史 0 0 1 2 0% 0% 33.3%

“1番人気は断然”

1番人気【3020】が断然。好配当は期待できないが、3連複の軸にもってこいだ。2番人気【1112】も悪くない。判断に悩むのが3、4番人気。1度の馬券圏内は思い切って無視して、相手の狙いは5番人気以下に定めた方が無難かもしれない。

表4人気別成績(過去5年)
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 0 2 0 60.0% 60.0% 100.0%
2番人気 1 1 1 2 20.0% 40.0% 60.0%
3番人気 0 0 1 4 0% 0% 20.0%
4番人気 0 1 0 4 0% 20.0% 20.0%
5番人気以下 1 3 1 41 2.2% 8.7% 10.8%

ここに注目

「1番人気」「船橋」がそろえば期待できる。鞍上が「真島大輔騎手」であればなおのことだ。

(日刊スポーツ編集部)

注記

当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。