データ分析

前回のハイライト

単勝1.4倍と断然の1番人気に推されたシンボが人気に応え重賞初制覇を飾った。2番人気のナーリーは3角からシンボに競りかけるも、首差届かず。離れた3着には8番人気の伏兵ウォールフラワーが追い込んだ。勝ち時計は1分45秒7。

データ分析

馬券圏内に入った27頭が対象。伸び盛りの明け3歳馬だけに馬体重は395~523kgまでと幅広い。最少体重での優勝は16年サンエイホープの410kg、最大体重での優勝は15年スペクトルの523kg。近5回に限ると500kg以上の馬が【2023】と活躍が目立つ。デビュー地別では盛岡10頭、門別10頭、水沢6頭、JRA1頭。近3年ともに門別デビュー馬がVで昨年は1~3着。レベルが高く仕上がりも早い門別デビュー馬が有利か。牝馬は29頭が出走し【12521】。13年に2番人気のブリリアントロビンが優勝している。牡馬の55kgに対して54kgと1kg軽いこともあるが上位食い込みも比較的多い。ちなみに前回は、出走馬12頭中7頭が牝馬。3着に8番人気のウォールフラワーが入った。

“4&5枠が結果”

10頭立て以下では3番枠【2006】、4番枠【2106】、5番枠【2133】と真ん中からやや内の枠が好成績。頭数にもよるが4枠、5枠が好枠といえそうだ。

表1馬番別成績(過去5年)
1着 2着 3着
2016年 7枠7番 8枠8番 5枠5番
2017年 4枠4番 7枠7番 5枠5番
2018年 4枠4番 2枠2番 8枠8番
2019年 開催取り止め
2020年 5枠5番 7枠10番 6枠8番

“連対率なら斉藤”

抜きんでた成績を収めている騎手はいないが、菅原辰徳は16年のみ騎乗機会があり1戦1勝。その他では斉藤雄一が2戦1勝2着1回で連対率100%。山本聡は勝ち星こそないものの、4戦中2着2回で連対率50%をマークしている。

表2騎手別成績(過去5年)
騎手 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
菅原辰徳 1 0 0 0 100.0% 100.0% 100.0%
斉藤雄一 1 1 0 0 50.0% 100.0% 100.0%
高松亮 1 0 0 1 50.0% 50.0% 50.0%
村上忍 1 0 0 3 25.0% 25.0% 25.0%
佐藤友則 0 1 0 0 0% 100.0% 100.0%
山本聡哉 0 2 0 2 0% 50.0% 50.0%
菅原俊吏 0 0 1 1 0% 0% 50.0%
坂口裕一 0 0 1 1 0% 0% 50.0%
関本淳 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
山本政聡 0 0 1 3 0% 0% 25.0%

※19年は開催取り止め

“信頼の1番人気”

1番人気は全4戦で3勝3着1回と馬券圏を外していない。軸として信頼できる。2番人気も【1201】と好成績。3番人気は【0202】と成績にややむらがある。直近3回の17、18、20年では3着に5番人気以下の穴馬が入っており、ヒモ荒れにも注意。

表3人気別成績(過去5年)
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 0 1 0 75.0% 75.0% 100.0%
2番人気 1 2 0 1 25.0% 75.0% 75.0%
3番人気 0 2 0 2 0% 50.0% 50.0%
4番人気 0 0 0 4 0% 0% 0%
5番人気以下 0 0 3 16 0% 0% 15.8%

※19年は開催取り止め

ここに注目

年明け3歳の難しいレースだが「1番人気」の信頼度が際だっている。人気馬に注目だ。

(日刊スポーツ編集部)

注記

当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。