データ分析

前回のハイライト

前年のゴールドウィング賞で鼻差の接戦で決着した2頭が、新春ペガサスCで再戦した。今回は中団から早めに仕掛けて抜群の反応を示したエムエスオープンが、逃げ粘るインザフューチャーに首差先着。見事にリベンジを果たした。勝ち時計は1分45秒6。

データ分析

2年連続で新年最初の重賞は、3歳馬による新春ペガサスカップ。名古屋競馬1600mで行われる。スタート地点は3角奥にあり、すぐにコーナーを迎えるために外枠よりも内枠が有利とされる。また、脚質でも逃げ、先行が有利とされる。過去10年でみても、逃げ、先行馬が7勝している。枠番では2枠が逃げ切って2勝しており、2、3着各1回も逃げだった。また1枠は先行して1勝、2着1回、3着は2回(13年先行、20年差し)と、4回馬券に絡んでおり、好成績を挙げている。 一方、外枠で逃げ切ったのは14年7枠の1回のみ。過去10年で最も勝利数が多いのは6枠の3勝だが、脚質は差し、追い込みだった。外枠馬の多くは差し、追い込みで3着以内に入っており、ハイペースが予想されるときは外枠の差し馬を狙うのもおすすめ。

“外の差し馬に注意”

枠番では2枠が逃げ切って2勝しており、2、3着各1回も逃げだった。また1枠は先行して1勝、2着1回、3着は2回(13年先行、20年差し)と、4回馬券に絡んでおり、好成績を挙げている。一方、外枠で逃げ切ったのは14年7枠の1回のみ。過去10年で最も勝利数が多いのは6枠の3勝だが、脚質は差し、追い込みだった。外枠馬の多くは差し、追い込みで3着以内に入っており、ハイペースが予想されるときは外枠の差し馬を狙うのもおすすめ。

表1馬番別成績(過去5年)
1着 2着 3着
2016年 5枠6番 2枠2番 6枠7番
2017年 3枠3番 8枠11番 7枠10番
2018年 2枠2番 4枠4番 5枠5番
2019年 5枠6番 7枠10番 8枠12番
2020年 6枠7番 5枠5番 1枠1番

“人気馬騎乗の丸野”

丸野勝虎が4回騎乗し18、20年に勝利。敗れた2回は下位人気で、人気馬に騎乗したときは好走の確率が高い。99年の第1回を勝利し、最多の4勝を挙げる戸部尚実も17年に勝利、20年2着と好相性。また、3着以内はすべて名古屋の騎手だったことも着目したい。

表2騎手別成績(過去5年)
騎手 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
丸野勝虎 2 0 0 2 50.0% 50.0% 50.0%
木之前葵 1 0 0 3 25.0% 25.0% 25.0%
山田祥雄 1 0 0 3 25.0% 25.0% 25.0%
戸部尚実 1 1 0 3 20.0% 40.0% 40.0%
宇都英樹 0 1 0 1 0% 50.0% 50.0%
村上弘樹 0 1 0 2 0% 33.3% 33.3%
大畑雅章 0 1 0 3 0% 25.0% 25.0%
岡部誠 0 1 0 3 0% 25.0% 25.0%
丸山真一 0 0 1 0 0% 0% 100.0%
今井貴大 0 0 2 2 0% 0% 50.0%
友森翔太 0 0 1 2 0% 0% 33.3%
加藤聡一 0 0 1 2 0% 0% 33.3%

“好走多い1番人気”

1番人気は【3101】、2番人気は【1211】とまずまずだが、3番人気は17年の2着以外、すべて着外と苦戦。18年は1→2→4番人気で3連単1120円の堅い決着だったが、それ以外の4回は6~9番人気が3着以内に1頭来ており、小波乱となった。

表3人気別成績(過去5年)
人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 3 1 0 1 60.0% 80.0% 80.0%
2番人気 1 2 1 1 20.0% 60.0% 80.0%
3番人気 0 1 0 4 0% 20.0% 20.0%
4番人気 0 0 2 3 0% 0% 40.0%
5番人気以下 1 1 2 36 2.5% 5.0% 10.0%

ここに注目

コースの適正から「前を張る内枠」が結果を残しているが「外差し」に注目。

(日刊スポーツ編集部)

注記

当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。