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ジャパンダートダービー〜マーキュリーカップ (第4回)

ジャパンダートダービーJpnI
 サクセスブロッケンは、スタートダッシュがいいですね。ナンヨーリバーの内田博幸騎手が懸命に追って先頭に立ったのに対し、サクセスブロッケンはほとんど持ったまま2番手につけています。最初ちょっと掛かるようなところを見せましたが、1〜2コーナーではペースが落ちるので、これは仕方ないでしょう。向正面でも手ごたえがよくて、抑えなければそのまま行ってしまうような勢いでした。4コーナーを回るところでも、他の馬が仕掛けているのに、この馬だけは楽な手ごたえでした。この時期の3歳馬としては、2分4秒5というタイムはかなりレベルの高いものです。
 スマートファルコンは、スタート後にちょっと掛かっていたようですが、少し下げて一番いい位置につけました。サクセスブロッケンには離されましたが、最後は伸びているので、これからまだ強くなるのではないでしょうか。
 コラボスフィーダは中団からよく伸びてきました。勝ち馬からは離されましたが、東京ダービーと同じくらいのタイムで走っていますから、今回は中央馬と地方馬で力の差に開きがあったと思います。
 モエレラッキーは、スマートファルコンと同じようないい位置につけましたが、最後はあまり伸びませんでした。


スパーキングレディーカップJpnIII
 トーセンジョウオーは楽に先行できました。この馬は前に行ったほうがいい馬なので、最初から逃げる作戦だったのでしょう。休み明けでしたがきっちり仕上げて、牝馬同士のこのメンバーではやはり実力は上ですね。戸崎圭太騎手が思い切って行ったのがよかったと思います。
 メイショウバトラーの武豊騎手は、最初のゴール板のあたりで行ってしまえばよかったのですが、そこで控えたことで、スターオブジェンヌとパフィオペディラムに前をふさがれ、包まれる格好になって下げざるをえませんでした。向正面でも外に出したかったようですが、外から次々に他馬に来られてそのタイミングがなくなってしまいました。直線では伸びているだけに、ちょっと残念なレースでした。大井なら直線が長いからいいのですが、川崎ではでできるだけ早めに好位をとりたいところです。それでも2着に来ているわけですから、やはり強い馬です。外枠だったらまた違ったレースができたと思います。
 逆にスターオブジェンヌは、真島大輔騎手が主張して3番手の好位を追走できたことで、人気はありませんでしたが4着に好走しました。  


マーキュリーカップJpnIII
 サカラートは58キロを背負っていましたが、先行勢のうしろのいい位置をキープして、手ごたえはずっと楽でした。人気馬をマークして、中舘英二騎手はうまく乗ったと思います。
 先行したフィフティーワナーにはテンが速くなって厳しいレースになったようです。
 シンメイレグルスは直線で見せ場がありましたが、最後は伸びませんでした。輸送で馬体重が減るのを見越して、追い切りを軽くして行ったようですが、結果的にプラス7キロで、少し重かったようです。
 エイシンロンバードは1〜2コーナーで一気に外から先頭に立ったような感じでしたが、武豊騎手にしてはめずらしい乗り方でしたね。
構成:斎藤修(サイツ)



佐々木竹見(ささきたけみ)

 NAR地方競馬全国協会参与。地方競馬通算7,151勝という世界歴代6位(当時)の勝ち鞍を挙げ、2001年7月8日に騎手を引退。
 現在は地方競馬教養センターなどで後進の指導にあたる。

 

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