地方競馬情報サイト

2018/07/09

【教養センター便り】98期 第一回馬なり操作

僕達98期生は、6月14日に「馬なり操作」という訓練をしました。
「馬なり操作」とは、向正面(むこうじょうめん)から徐々にペースを上げて直線は馬を全力で走らせて、そのスピードを体感して馬の動きについていく訓練です。
では、それぞれのコメントを紹介していきたいと思います。
 

金山 昇馬(かなやましょうま) & フリートイーグル号

今回の馬なり操作では、手綱(たづな)のつめかえを何回かやって、しっかり馬が前に出る感覚も感じられましたが、最後の直線で少し遅くなってしまいました。また内柵(うちらち)走行という指示が出されていたのに、内側が3頭分くらいあいてしまっていたので、次の馬なりではしっかり指示された場所を走らせるようにしていきたいです。
 

大山 義文(おおやまよしふみ) & カイウンオウジ号

今回初めての馬なり操作で、自分なりに徐々にスピードを上げて直線で遅くならないようにしたかったのですが、垂れてしまいました。これからもっと技術を磨いていき、課題を見つけ技術を伸ばしていきたいです。
 

中島 良美(なかしまよしみ) & リバーオリエンタル

段々とスピードを上げていこうとしましたが、だらだらとスピードを上げてしまい、ムチを使うことや手綱の詰め替えなど出来なかったことが多かったです。もっと、ムチを使ったり手綱の詰め替えに挑戦して馬の力を出せるようにしたいです。
 

関本 玲花(せきもとれいか) & アーユーカトレア号

初めての馬なり操作で、走らせたい所を走らせられなくて外に膨らんでしまいました。直線では拳を頭頸(とうけい)の動きに合わせることを意識しました。前半は頭頸(とうけい)の動きに合っていたけど、後半ペースが変わった時にタイミングがズレてしまいました。1つ1つの事に対応して馬の動きに合わせられるようにしていきます。
 

浅野 皓大(あさのこうだい) & ローズクイーン号

今回の馬なり操作では、徐々にペースを上げていき、直線は思い切り走らせる事ができて、感覚的にも馬が前に出た瞬間を感じる事ができました。しかしその中でも、手綱のつめかえのスムーズさが欠けていたり、拳を柔らかく使って追えなかったので、これからの訓練で手綱(たづな)のつめかえと馬の頭頸(とうけい)に合わせた拳の操作を重点的にやっていきたいです。
 
今回の馬なり操作は競走騎乗に移って初めての大きな訓練でしたが、今回の経験でたくさんの課題が見つかりました。
できなかったところは練習を重ねて、技術を磨いていきたいと思います。
 
今回の担当は金山でした!!

教養センター便り 一覧はこちら