競馬プレミアムウィーク 注目のレース分析

2019年12月29日 開催 大井競馬場

第65回
東京大賞典(GⅠ)

レースのみどころ

12月29日(日)は今年最後のGⅠ競走、東京大賞典が大井競馬場で開催されます。地方競馬で唯一の国際GⅠでもあり、2019年最強のダートホースを決するレースとなっています。

昨年のこのレースを制したのはM.デムーロ騎手鞍上の3番人気オメガパフューム。スタートするとスーパーステションとアポロケンタッキーが前に行き、オメガパフュームは後方に控えて脚を溜める競馬。3コーナー手前からポジションを押し上げて中団まで上がると、最後の直線では先に抜け出していたケイティブレイブを外から捕らえ、その間からはゴールドドリームが迫りましたが交わされることなく勝利。2004年アジュディミツオー以来の3歳馬のⅤとなりました。

所属分析 1

過去5年のデータをみると、優勝馬はすべてJRA所属馬から出ていて中でも関西馬が4頭。また3着内馬に入った15頭をみても、11頭を関西馬が占めていて、関東馬は3回馬券圏内に入っていますがすべてサウンドトゥルーによる功績。地方馬に至っては14年のサミットストーン3着のみで厳しい状況となっています。また外国馬として2014年に初参戦したソイフェット(米国)は敗血症を発症し16着に敗退。このことからもJRA所属の関西馬が中心と考えて良さそうです。

過去5年の
所属別の着順、勝率、連対率、複勝率

所属 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
大井 0 0 0 22 0.0% 0.0% 0.0%
川崎 0 0 0 1 0.0% 0.0% 0.0%
船橋 0 0 1 4 0.0% 0.0% 20.0%
浦和 0 0 0 4 0.0% 0.0% 0.0%
他地区 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0%
美浦 1 1 1 3 16.7% 33.3% 50.0%
栗東 4 4 3 16 14.8% 29.6% 40.7%
外国 0 0 0 1 0.0% 0.0% 0.0%

馬齢分析 2

昨年は3歳馬オメガパフュームが古馬相手に勝利しましたが、全体では4~7歳馬の好走が目立ち3着内馬15頭中13頭を占めています。8歳以上では12頭が出走して馬券圏内に入ったのは、15年3着ワンダーアキュートだけ。同馬はリピーターで11年、13年2着、12年3着の実績があり、過去に好走したことがある馬を除いて高齢馬は割り引いた方が無難かもしれません。

過去5年の馬齢別の
着順、勝率、連対率、複勝率

馬齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
3歳 1 0 0 8 11.1% 11.1% 11.1%
4歳 1 1 1 16 5.3% 10.5% 15.8%
5歳 2 1 1 9 15.4% 23.1% 30.8%
6歳 0 2 2 11 0.0% 13.3% 26.7%
7歳 1 1 0 6 12.5% 25.0% 25.0%
8歳 0 0 0 9 0.0% 0.0% 0.0%
9歳 0 0 1 2 0.0% 0.0% 33.3%

JRA所属の関西馬が中心!?
8歳以上の高齢馬は実績がある場合を除いて狙えない!?
一年を締めくくる総決算レースをぜひお楽しみください!