競馬プレミアムウィーク 注目のレース分析

2020年1月4日 開催 名古屋競馬場

第23回
名古屋記念

レースのみどころ

新春の名古屋競馬場では1月4日(土)に東海地区所属馬による一戦、名古屋記念が開催されます。昨年までは3歳以上の馬が出走可能でしたが、2020年からは4歳以上と条件が変更されました。

昨年このレースを制したのは単勝オッズ1.1倍のダントツの人気を集めていた6歳馬カツゲキキトキトでした。6頭立てと少頭数の中でスタートすると、逃げたメモリートニックの2番手につけての競馬。3~4コーナーで前の馬を交わして先頭に立つと、後方から脚を伸ばして2着となった3番人気サンデンバロンに4馬身差をつけて人気に応えて勝利。3着には5番人気のリョーシンヒナタが入りました。

馬齢分析 1

昨年までは3歳の出走が可能でしたが、過去5年で3歳馬の出走はありません。4歳馬もわずか2頭のみですが、2017年には4歳のカツゲキキトキトが勝利し、2018年にドリームアローも馬券圏内には一歩及ばなかったものの4着と掲示板は確保しているので該当馬がいれば警戒が必要です。また全体的に好走が目立つのは7歳馬で、毎年3着内に入っています。8歳以上からは優勝馬が出ていないので割引が必要です。

過去5年の
馬齢別の着順、勝率、連対率、複勝率

馬齢 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
4歳 1 0 0 1 50.0% 50.0% 50.0%
5歳 1 1 0 5 14.3% 28.6% 28.6%
6歳 2 0 3 7 16.7% 16.7% 33.3%
7歳 1 3 2 9 6.7% 26.7% 40.0%
8歳 0 1 0 5 0.0% 16.7% 16.7%
9歳~ 0 0 0 2 0.0% 0.0% 0.0%

コーナー通過分析 2

過去5年で逃げて勝った馬はいませんが、逃げ・先行馬の好走が目立ちます。また名古屋競馬場の直線は194mと日本一短いことから後方からレースをする場合にもある程度の位置にいる必要があり、4コーナー地点の位置取りをみても連対馬10頭はすべて4番手以内にいました。追い込み一手の馬は上位人気馬でも注意した方が良いかもしれません。

過去5年のコーナー通過順位別の
着順、勝率、連対率、複勝率

4コーナー 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番手 1 2 1 1 20.0% 60.0% 80.0%
2番手 3 0 0 2 60.0% 60.0% 60.0%
3番手 1 1 2 1 20.0% 40.0% 80.0%
4番手 0 2 0 3 0.0% 40.0% 40.0%
5番手 0 0 1 5 0.0% 0.0% 0.0%
6番手 0 0 1 3 0.0% 0.0% 25.0%
7番手~ 0 0 0 14 0.0% 0.0% 0.0%

「7歳馬」「先行馬」が攻略のカギ!?
名古屋競馬場で、新春初の古馬重賞を制するのはどの馬になるのでしょうか!?