競馬プレミアムウィーク 注目のレース分析

2019年12月31日SUN 開催 高知競馬場

第50回
高知県知事賞

レースのみどころ

高知競馬場では大晦日の12月31日(火)にグランプリレース高知県知事賞が開催されます。
このレースでのみ使用される2400mで行われ、高知競馬場では最も長い距離となっています。

昨年のこのレースを制したのは紅一点の牝馬、2番人気ティアップリバティ。好スタートを切ったティアップリバティはそのままハナに立ち、2番手には7番人気の伏兵ミサイルマン、3番手には5番人気チャオがつけました。道中はゆったりした流れでレースは進み、最終コーナーを回って直線を向いてもティアップリバティが先頭の隊列は変わらず、そのまま逃げ切り22年ぶりに牝馬Ⅴを達成。直線でミサイルマンを交わしてチャオが2着となり、3着にはミサイルマンが粘り前に行った3頭での決着となりました。

枠番分析 1

高知競馬場のコースの内側は砂が深くなっています。そのため過去5年のデータをみても3枠より内から優勝した馬がいません。1枠には1番人気に推された馬が2度入っていますが、2着、12着と人気以下の結果。またフルゲートとなった場合には、大外の馬番12番の馬が[0・0・0・4]と馬券に絡んでいないので注意が必要です。逆に好成績なのは4枠で、1~4番人気が4枠に入った時の成績は[2・0・1・0]で複勝率は100%となっています。

過去5年の
枠番別の着順、勝率、連対率、複勝率

枠番 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1枠 0 1 0 4 0.0% 20.0% 20.0%
2枠 0 2 0 3 0.0% 40.0% 40.0%
3枠 0 0 2 3 0.0% 0.0% 40.0%
4枠 2 0 1 2 40.0% 40.0% 60.0%
5枠 1 1 1 6 11.1% 22.2% 33.3%
6枠 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%
7枠 0 1 1 8 0.0% 10.0% 20.0%
8枠 1 0 0 9 10.0% 10.0% 10.0%

騎手分析 2

騎手の成績では2015年から高知リーディングトップの座に君臨し続けている永森騎手が2勝を挙げている他、西川騎手、宮川騎手などリーディング上位の騎手の活躍が目立ちます。また岡村騎手は勝利こそないですが、複勝率は80%とハイアベレージ。しかも2014年10番人気3着リバティバランスや、2016年6番人気2着チャオなど人気薄の馬で好走することが多く穴の立役者となっています。

過去5年の騎手別の
着順、勝率、連対率、複勝率

騎手 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
永森大智 2 0 0 3 40.0% 40.0% 40.0%
西川敏弘 1 1 0 3 20.0% 40.0% 40.0%
宮川実 1 0 1 3 20.0% 20.0% 40.0%
西森将司 1 0 0 2 33.3% 33.3% 33.3%
岡村卓弥 0 3 1 1 0.0% 60.0% 80.0%
嬉勝則 0 1 0 2 0.0% 33.3% 33.3%
上田将司 0 0 1 3 0.0% 0.0% 25.0%
別府真衣 0 0 1 1 0.0% 0.0% 50.0%
倉兼育康 0 0 1 2 0.0% 0.0% 33.3%

内枠は割り引きか!フルゲートの場合は大外に入った馬が危険!?
ベテラン騎手の手腕に期待!穴で狙うなら岡村騎手の騎乗馬!?
今年の高知競馬のラストを飾るビッグレースをお楽しみください!