競馬プレミアムウィーク 注目のレース分析

2020年1月3日 開催 川崎競馬場

第56回
報知オールスターカップ

レースのみどころ

南関東4場の中で新年最初に行われる重賞が、川崎競馬場で開催される報知オールスターカップです。南関東だけでなく地方他地区所属馬も出走することができる地方全国交流競走で、各地から幸先よいスタートを切ろうとライバルたちが集結します。

昨年このレースを勝ったのは1番人気ヤマノファイト。スタートではやや遅れて中団からの競馬。8枠に入ったジャーニーマンとトキノパイレーツがレースを引っ張る形で道中はだいぶ縦長な展開になりましたが、ヤマノファイトは2周目3~4コーナーでポジションを上げて前にいた馬たちを射程圏にとらえると、直線を向いてからは先に抜け出していた2番人気タービランスとの大接戦を制して勝利。3着には9番人気の10歳馬ユーロビートが入線しました。

人気分析 1

過去5年で1番人気が負けたのは2016年3着となったムサシキングオーだけで、かなりの確率で人気に応えて勝利しています。また優勝馬は1・2番人気からしか出ておらず、軸は上位人気からと考えて良いでしょう。ただし2・3着には6番人気以下からも4頭が入っていてヒモ荒れの傾向があります。ちなみに、この4頭には9歳以上という共通点がありました。人気のない高齢馬は狙ってみると面白いかもしれません。

過去5年の人気別の
着順、勝率、連対率、複勝率

人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1番人気 4 0 1 0 80.0% 80.0% 100.0%
2番人気 1 1 1 2 20.0% 40.0% 60.0%
3番人気 0 0 1 4 0.0% 0.0% 20.0%
4番人気 0 1 1 3 0.0% 20.0% 40.0%
5番人気 0 0 0 5 0.0% 0.0% 0.0%
6番人気 0 1 0 4 0.0% 20.0% 20.0%
7番人気 0 0 0 5 0.0% 0.0% 0.0%
8番人気 0 1 0 4 0.0% 20.0% 20.0%
9番人気 0 0 1 4 0.0% 0.0% 20.0%
10番人気 0 1 0 4 0.0% 20.0% 20.0%
11番人気~ 0 0 0 16 0.0% 0.0% 0.0%

所属分析 2

船橋の所属馬が2018年を除いて毎年馬券圏内に入っていて、昨年の勝ち馬ヤマノファイトも船橋の矢野厩舎の所属馬で船橋の馬には注目です。地方他地区所属馬は14頭が出走していますが、2016年に金沢のグルームアイランドが1着になったのを除いて馬券に絡んでいません。なお同馬は前年まで船橋に所属していたことからも、基本的には南関東の所属馬が中心と考えて問題なさそうです。

過去5年の
所属別の着順、勝率、連対率、複勝率

所属 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
大井 1 0 2 7 10.0% 10.0% 30.0%
小林 1 0 1 1 33.3% 33.3% 66.7%
川崎 1 1 0 15 5.9% 11.8% 11.8%
船橋 1 3 2 8 7.1% 28.6% 42.9%
浦和 0 1 0 8 0.0% 11.1% 11.1%
北海道 0 0 0 2 0.0% 0.0% 0.0%
盛岡 0 0 0 1 0.0% 0.0% 0.0%
金沢 1 0 0 7 12.5% 12.5% 12.5%
園田 0 0 0 1 0.0% 0.0% 0.0%
高知 0 0 0 1 0.0% 0.0% 0.0%

軸は上位人気が基本!穴で狙うなら高齢馬!?
南関東勢、特に船橋の馬が好走!?
優勝馬には川崎記念とダイオライト記念への優先出走権も付与される注目の一戦!ぜひご注目ください!