Vol.11 別府真衣騎手(高知競馬)

まずはこちらの写真からどうぞ。

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顔をシャワーで洗われるだけで嫌がる馬もいる中、たっぷりの泡をつけられてもへっちゃらなこの牝馬はテトラクォーク。

高知に移籍後、全9戦でコンビを組むのが別府真衣騎手(高知)です。

「担当しているサロモンがいないと、暴れちゃうんです」

というくらい、担当者を信頼しているテトラクォーク。

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  右は担当者でドミニカ共和国出身のサロモンさん

とにかくこの表情が可愛いですよね。

顔が可愛いだけではありません。昨年12月に高知に移籍以降、5勝を挙げ、一度も掲示板を外したことのない堅実な走りを見せています。

5勝中4勝は逃げ切り勝ちですが、「砂を被っても大丈夫ですし、今はどこからでも競馬ができます。だけど、スタートが速いから、自然と前に行く形が多いですかね」と別府騎手。


もちろん、2人もとっても仲良しです。

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ちなみに、メンコに書いてある“ウエスタン”は「あ、関係ないです(笑)」とのことなので、お気になさらず(笑)。

「自分を強く持っていて、今朝も調教で止まりました。毎日、速歩で1～2コーナーにさしかかると止まるのがルーティンなんですよ。行かないわけじゃなくて、こちらが待っていると、自分の行きたい時にまた歩き始めます。この馬に関しては、とにかく馬に合わせて乗っています」

牝馬は繊細だったり、ヘソを曲げるとなかなか機嫌が戻らない馬も多いと言われる中、毎日テトラクォークの気持ちに寄り添っているんですね。

朝7時半すぎ、調教を終えて厩舎の洗い場に帰ってきたばかりでも、馬も人もハッピーオーラが漂っていました。


テトラクォークと別府騎手のコンビは明日24日、高知7Rに出走予定です。