2019年10月15日(火)
JBC2019
プロモーションビデオ撮影秘話
JBC2019浦和
プロモーションビデオRoad to JBC
プロモーションビデオ
Road to JBC及びJBC2019浦和のPV撮影については、JBC協会 岡田繁幸 副会長と新冠・ビッグレッドファームに全面協力をいただき、完成に至りました。
JBC特設サイトの岡田副会長インタビュー(後編)でも触れられているとおり、JBC2019浦和のPVには、門別デビューで今年の皐月賞、東京優駿(日本ダービー)に出走したナイママ(牡3歳)の、今夏のビッグレッドファーム休養期間中における調教風景を活用させていただきました。また、Road to JBCのPVには、北海道2歳優駿4着の実績を持つマイネルアンファン(牡4歳)が登場しています。
見事な騎乗姿勢に「撮影時のジョッキーは誰?」と思った方が多いと思いますが、両馬の騎乗者は、ビッグレッドファーム勤務の若林毅さんです。撮影協力をお願いした若林さんから、JBC競走のPVをご覧いただくファンの皆様に向けてメッセージをいただきましたので、ご紹介します。
ナイママの調教騎乗を担当している関係から、岡田繁幸から指名があり、JBC2019浦和のPV撮影に出演することになりました。僕はビッグレッドファームのごく普通の社員ですが、競走馬の育成を通じて、JRAでも地方競馬でも、レベルの高い日本の競馬に関われている喜びと責任を常に感じています。その延長線上として、今回のPV撮影で騎乗する機会に巡り会えたことは光栄であり、同時に関係者の皆さんの期待に応えたいとベストを尽くしたつもりです。
若い頃にオーストラリアで調教騎乗技術を身に付けてはいますが、現地でも日本でも騎手免許を取得したことはありません。完成版PVを初めて見た時は、我ながら『本職のジョッキーみたいだ』と思ってしまいました(笑)
重ねて言いますが、僕はビッグレッドファームの単なる一社員です。だけど、こうして競馬界の一翼を担う仕事をしていることを誇りに思っています。
僕たちが、綿密に考え、丁寧に取り組んだ育成の内容と成果は、やがて競走馬のレース成績として表れます。数え切れない取組みとその結果が出ることに、限りない充実感を感じています。どうか、その事を多くの方に理解してほしいですし、この職場の後輩たちに同じ気持ちを実感してもらいたいと願っています。
『競馬を創り上げる仕事に就く喜びを若い方たちと分かち合いたい』
それが、競走馬の生産育成に携わる僕の強い想いです。
ダート競馬の祭典として、毎年競馬場を移しながら開催されるJBC競走が、多くの競馬ファンの方と、競馬場で働いている関係者の方と、僕たち生産育成に関わっている者たちとで、さらに盛り立てていけると嬉しいですね。