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 3月9日に95期VS96期に障害大会が行われました!!96期生にとっては今まで先輩にイベントごとで勝つことが出来なかったので、どうしても負けることができない戦いで、白熱の戦いが繰り広げられました!今回の大会では7頭の馬を交互に乗り、横木を落としたり、止まったりした総減点の数で勝敗を決めました。まずは96期一人一人のコメントを出番順に紹介していきます。

吉井章&ハルノウェーブ

 今回は一番手という事でしっかり流れを作れるようにしたいと思っていました。しかし、一つ落下してしまって流れを作れませんでした。今回はチームが助けてくれたおかげで勝つことができました。勝ったという結果だけを見るのではなく、個人で反省するところは反省して、次回に活かしていきたいです。

西優哉&チーリープロット

 今回はチームとしては勝つことができましたが、個人としては止まられてしまって負けてしまいました。人が乗りやすいペースではなく、馬が障害を飛びやすいペースをしっかり作ることができていなかったために止まられてしまいました。今回の反省をしっかりとして、技術をしっかりと磨いていきたいです。

北野壱哉&ライヨール

 この馬ではあまりうまくいかないことが多かったのですが、当日は馬を手の内に入れて動かせたと思うので、減点0で回ってこられました。しかし、その中でも小さなミスなどもあったので、そのミスを無くしていけるようにしていきます。

岩本怜&カツラプリンス

 今回の障害大会では、真っ直ぐ馬を障害に向ける事を意識できたので良かったです。次回は、体を起こして前に突っ込まずに真っ直ぐ乗れるようにしたいです。

落合玄太&タネマフタ

 今回の障害大会では、96期として初めての勝ちという事で、とても嬉しかったです。個人的には、この馬で柔らかい随伴や丁寧な扶助操作を学ぶことができました。今回学んだ事を競走騎乗にもつなげていきたいです。

出水拓人&フリーデンタッチ

 今回の障害大会では、馬をやる気にさせ、減点0で回ることができました。しかし、余計な扶助が目立っているので、必要最低限の扶助で馬を楽に走らせられるようにしていきたいです。

石堂響&フットパース

 今回の障害大会では、勝ちにこだわっていたので勝ててホッとしましたが、自分の騎乗には改めて未熟さを感じました。勝ったことは自分たちの自信になるので、この自信をしっかりと活かして期全体のレベルがもっと上がるようにしていきたいです。

先輩たちの騎乗を写真でご覧ください。(96期仲原が怪我で出場できなかったので、96期7名、95期6名ということで、95期長谷部先輩が2回騎乗しました。)

 全員の出番が終わってここまでの結果は・・・
互いに2勝2敗3分けで引き分けでした。そのため特別ルールとして減点の多かったフットパース号に騎乗した2名による決勝戦が行われました。
その結果・・・
藤田先輩 減点12
石堂 減点0 となりました。技術ではかなわない96期ですが、がむしゃらな気持ちが馬に伝わりました。初めて
96期生が勝つことができました!!!
MVPには石堂、優秀賞に北野、敢闘賞には桜井先輩が選ばれました。
 この嬉しさを自信として忘れずに、これからも今回のそれぞれの反省点を見直してさらに技術を磨いていきたいです。

以上、西でした。

 先日3月10日に96期生は4回目となる「発走から追い込み」の訓練をしました!!4回目となる今回は、2組が2頭で併せて1組は3頭での併走をやりました。
それでは、今回の発走から追い込みのコメントを人馬と共に紹介していきます!

一組目

吉井章&サクシード
 今回の発走から追い込みでは、ゲートを出てから早くトップスピードに乗せるようにしました。4コーナーでふくれてしまったのが今回の反省点です。次回はもっとレベルの高い併走を作り、馬上で色々冷静に考えて乗れるようにしたいです。

北野壱哉&ミドリニフキテ
 今回の発走から追い込みでは、細かいところが全くできていなく、小さなミスが重なってしまい、上手くいかなかったので、もっと精度を上げていけるようにしていきます。

二組目

出水拓人&ナイトフッド
 今回の発走から追い込みでは、内を走るものとしての役割を十分に果たすことができませんでした。また、馬を思うように動かせませんでした。思った通りに動かせるよう正しい扶助操作を学んでいきたいです。

落合玄太&スマートジョーカー
 今回の発走から追い込みでは、併走意識の甘さ、手綱の操作などがうまく行かず、中途半端な騎乗となってしまいました。次回までに手綱の操作や馬幅感覚を養い、やるべき事をきっちりできるようにしたいです。

三組目

西優哉&ジンギレイチシン
 今回の発走から追い込みでは、内柵との間隔はしっかりと攻めることができましたが、外の馬よりも前に出ていることができなかったり、しっかりと追えていなかったりしたので、次回までの間でしっかりトレーニングをして、きちんと追えるようにしたいです。

石堂響&プリティーワック
 今回は自分が外でしっかり併せることが仕事だったのですが、コーナーの手前で自分の弱気な所から寄りきれず、最悪のコーナー通過となってしまいました。日頃の悪いところが出てしまっているので、もっと意識して普段の訓練に励みます。

岩本怜&リバーオリエンタル
 今回の発走から追い込みでは、スタートした後に十分おっつける事ができず、内の二頭に遅れを取ってしまい併走が作れないままゴールしてしまいました。次回はしっかり走らせて外の役目を果たせるようにしたいです。

 3月の下旬には第5回の発走から追い込みがあるので、そこに向けて日々の訓練で今回の課題を克服していき、さらに進歩した姿を見せられるように頑張っていきます。

以上、西でした。