11月7日に96期生は「馬なり操作」という訓練をしました。
馬なりというと、普通は「馬が走りたいようにただ走らせること」と想像してしまいがちですが、実際は「馬を走らせる気にさせて人がコントロールをして、最後の直線走路でトップスピードにする」ということです。そのためには駈歩を出してから少しずつペースをあげていって、直線に入る前に馬を整えなくてはいけません。

それでは訓練の様子とコメントを一人ずつ紹介していきます！

〜本番直前〜
みんな初めてのことなので緊張しています。
心を落ち着けて、注意事項を無線で教官から聞いていざ、訓練スタートです！！

トップバッターは吉井君です。

「今回は初めての馬なりで、直線でトップスピードにもってこられるようにしっかり馬を御すことを心がけました。次回は後ろにぶら下がらずに真ん中にいながら馬を御せるようにしていきたいです。」

二番は西です。

「今回初めて馬なりをやって、自分でスピードコントロールすることの難しさがとてもよくわかりました。これからは、上体が起きてしまわないようにしながら馬をコントロールできるようにしていき、今回の改善点を直していきたいです。」

三番目は出水君です。

「今回の馬なりは初めて走路で行う大きな訓練でした。自分の取りたい姿勢が取れなかったり、スピードコントロールができなくなったりしてしまいました。もっと日頃の訓練や自主トレを大事にし、馬の御し方を学んでいきます。」

四番目は岩本君です。

「今回の馬なりで、いつも注意されていることを修正できないまま走ってしまいました。せっかくの馬なりなのでもっとたくさんのものを得られるようにしなければいけないと感じました。これからは研究心を持って騎乗し、技術を向上させていきたいです。」

五番目は北野君です。

「基本馬術から競走馬術に移ってから初めての大きな訓練でした。馬をコントロールすることや自分の姿勢面でまだまだ足りていないものがはっきりとわかったので、これからは馬上での安定や地上でのトレーニングをしっかりとやっていき、次の追い込み操作では、もっと成長した自分を見せられるようにしたいです。」

六番目は落合君です。

「今回の馬なりでは、教養センターに入って初めての馬の全速力の走りを感じられました。次回は、ただ馬の上に乗っているだけでなく道中のスピードコントロールや馬の左右へのヨレなどの修正をできるようにし、自分の姿勢ももっと安定させられるようにこれからも訓練に励んでいきます。」

七番目は石堂君です。

「今回の馬なりでは全く自分の理想としている姿勢で騎乗できませんでした。次回はしっかり決まった姿勢で格好良く乗りたいです。」

そして最後は仲原君です。

「馬と折り合う、ペースを作る、全能力を発揮することを目的に騎乗しました。今回の馬なりで先生方に教えて頂いた改善すべき点をこれからの訓練の中でしっかり取り組んでいきます。１鞍を大切に騎乗し、意味のあるものにしていきます。」

　そして、最後には歩様検査といって、速いペースで走ったので、肢などを痛めていないかなどを獣医の先生に診ていただいて、異常がないことを確認して今回の訓練は終わりです。
　今回の訓練ではなかなか思うようにいかなかったという人がほとんどでした。それぞれ出来なかったこと、改善するべき点などが分かって、この先に活かしていくことのできるいい訓練にすることが出来たと思います。これから先には追い込み操作や、ゲートを使った訓練も行います。次第に難しくなっていくので、毎日の訓練で少しずつでも成長していけるように、1日1日を大切にして96期みんなで頑張っていきたいと思います！！！

以上西でした。

僕達96期は11月15日にサッカー大会を行いました！
11月14日から19日までJRA競馬学校35期生の3名が教養センターに研修に来ていたため親睦を深めるということもあり、サッカー大会が実施されたと言う訳なのです。

35期生と96期生混合のチームで行いました！
そしていよいよ試合開始です！

←熾烈な争いだなー

↓團野君上手し！

白熱した戦いが続きましたっ！(*_*)
そしてMVPは・・・・・・・・・
競馬学校騎手課程35期生　團野大成君

てかJRA勢サッカー上手すぎる。。。ついて行けません運動音痴(笑)石堂…。
それでもスポーツを通して仲良くなることができたので良かったかな。

そんな石堂響が担当しました(^O^)／